スニーカーが人と被る問題
老若男女問わず愛用者が多いスニーカー。デザインが豊富にあるのが魅力ですが、意外とブランドは定番に落ち着きがち。
- ニューバランス(New Balance)
- ナイキ(NIKE)
- アディダス(adidas)
- コンバース(CONVERSE)
- バンズ(VANS)
- プーマ(PUMA)
「人と被る=人気商品、多くの人にとって良いデザイン・ブランド」であることには間違いはありません。定番物は外れが少ないですし、「スニーカーといえばココ!」というブランドを持つことも一つの選択肢だと思います。
しかし、いざ定番ブランドのスニーカーを履いてみると、すれ違う人たちと何度もブランドやデザインが被ってしまうということも少なくないでしょう。また、定番ブランドのデザインが好みではない、派手すぎると感じる人もいると思います。
そこで、今回は「こだわりを持ってスニーカーを選びたい」「人と被らないマイナーブランドのスニーカーが欲しい」「派手じゃない大人上品なデザインのスニーカーが欲しい」という方向けに、オススメのスニーカーブランドを紹介します。
※今回紹介するスニーカーは、運動用というよりは、カジュアルファッション用です。紹介するモデルは私の個人的な好みで選んだものです。各ブランド、他にもモデルが存在するので、ぜひご自身で探してみてください。
人と被らない!お洒落で大人上品なスニーカーブランド12選
1.Panther(パンサー)
1964年、東京オリンピックの年に誕生したスポーツシューズブランド「Panther (パンサー)」。オリンピックの開催によってスポーツ競技人口が増加することに着目し、世界長ユニオン株式會社がトレーニングシューズを開発しました。
ブランド名の「Panther(黒豹)」をイメージした俊敏さに溢れるデザインと軽快なフォルムで、1970年代にはトレーニングシューズの代名詞として多くのトップアスリートから愛用され、また、全国の学校指定靴としても幅広い層から愛されました。
時代の流れとともにブランド休止していましたが、2016年に復刻モデルとともに復活。復刻モデルはデザインが現代的にアップデートされることが多い中、オリジナルのディテールをを忠実に再現しています。
オススメモデル:GT DELUXE “made in JAPAN”
スエードをアッパーに採用して上品に仕上げた「Panther GT Deluxe」はMade in Japan(メイドインジャパン)。福島県にある工場で、裁断、縫製、成型まで60の工程を経て製作されています。安っぽいビニール素材ではなく、側面のラインまで本革なので高級感があります。
日本製でこれだけ手間ヒマかけて作っているのに¥ 15000(税抜)というのもオススメポイント。私もネイビーのものを5年以上愛用しています。
オススメモデル:PANTHER JOGGING
「PANTHER JOGGING」はミッドソールを追加して柔軟性と弾力性を確保し、アッパーに通気性と軽量性を兼ね備えたナイロン、そして耐久性に優れたスエードのコンビネーションを採用しているジョギングスニーカーです。
「Panther GT Deluxe」と同様に日本製で、衝撃吸収性、耐久性、通気性、防臭性に優れるオーソライト社製のインソールを搭載しています。
pantherオフィシャルサイト。パンサーは1964年に誕生し、2016年に復活を果たした伝説のブランド。ミタスニーカーズの国井栄之氏をアドバイザリースタッフに迎え、裁断、縫製、成型までの60工程にも及ぶ作業のすべてを日本国内の工場で行うカジュアルスニーカーブランド。
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2.Gola(ゴーラ)
GOLA(ゴーラ)は1905年にイングランド中心部、革靴の聖地として有名なノーザンプトンで誕生したスポーツシューズブランドです。創業当時はフットボールシューズを扱っており、ブランド名も「GOAL」に由来しています。1970年には、マンチェスターユナイテッドのオフィシャルスポンサーとして世界に認知されました。
100年以上の歴史があり、サッカーのみならず、ラグビーやテニスなど多くのスポーツマンのための靴として発展してきました。今では歴史あるブリティッシュスポーツの文化を現代のファッションと融合させ、世界40カ国で販売されています。
オススメモデル:Made in England – 1905
「Made in England – 1905」コレクションは、創業当時のオリジナルモデルのデザインを引き継いでいる、英国製にこだわったオーセンティックモデルです。ソールと靴紐を覗き、ほぼ全てが本革でできており、中底や甲の部分に「MADE IN ENGLAND」の文字が刻印されています。
イギリスブランドの中ではマイナーなので、日本国内の流通量は少ないです。「Made in England」というだけで英国好きにはたまらないですね。運良く通販で出逢えたので、勢い余って2足も購入してしまいました。ユニオンジャックもポイントです。
「Made in England – 1905」コレクションは、英国製だけあって他のモデルより高いですが、本国で定価2万円、インポート物だと3万円くらい。英国公式サイトなら日本への配送も可能なので、セールを狙って個人輸入するのがオススメです。
英国物が好きな人や、レザースニーカーが好きな人はぜひチェックしてみてください。
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3.タナカユニバーサル
1950年代~1990年代に東ヨーロッパには靴の製造工場が数多くあり、戦時下における軍需産業として良質な軍用トレーニングシューズの生産地でした。タナカユニバーサルは、それらの古き良き軍用トレーニングシューズを伝統的な技術を受け継ぎながら、現代のファッションと融合させたシューズを製作・販売しています。
オススメモデル:GERMAN TRAINER(ジャーマントレーナー)
タナカユニバーサルにはいくつがブランドがありますが、その中でもオススメしたいのが「GERMAN TRAINER(ジャーマントレーナー)」です。1970年代~1994年にかけてドイツ軍のトレーニングシューズとして支給されていたジャーマントレーナー(1183)の権利と技術を取得し、当時の製法で世界初の復刻版ジャーマントレーナーを生み出しました。
クッション性と耐久性に優れた分厚いガムソールは当時の人体工学に基づくもので疲れにくく、ミリタリーアイテムならではの機能性を感じさせます。また、このジャーマントレーナーは、全てスロバキアの工場で生産されており、当時のドイツ軍だけではなく、アディダスやプーマの生産を担当していた歴史的背景があり、職人技が息づく本物のジャーマントレーナーを手に入れることができます。
古着トレンドに合わせて、ミリタリー物に注目が集まり、このジャーマントレーナーもいろんな会社が製作していますが、本物が欲しい方は、タナカユニバーサルのGERMAN TRAINERか、このあと紹介するREPRODUCTION OF FOUNDがオススメです。定価2万円ほどなので、1万円以下で販売しているものはデザインが似ている別物なので注意してください。
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4.REPRODUCTION OF FOUND(リプロダクションオブファウンド)
見つけ出す:FOUND、再現する:REPRODUCTIONをコンセプトに2016年よりスタートしたブランド「REPRODUCTION OF FOUND(リプロダクションオブファウンド)」。ジャーマントレーナーの火付け役で様々なメディアに取り上げられているため、知名度も高いです。
タナカユニバーサルのGERMAN TRAINERと同じく、1950年代~1990年代にかけて軍用トレーニングシューズを生産していた東欧諸国の工場で、ひとつひとつハンドメイドで生産されています。
ジャーマントレーナーの中でも、デザインや色の選択肢が豊富にあるのが魅力的。また、ロゴやタグには品名、国名、年代を記載しており、本物の証明が所有欲を満たします。
REPRODUCTION OF FOUND | E Y E F O U N D co.,ltd
「E Y E F O U N D co.,ltd」 公式サイト。Page : REPRODUCTION OF FOUND
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5.Pantofola d’Oro(パントフォラドーロ)
1886年にイタリアのアスコリで創業したPantofola d’Oro(パントフォラドーロ)は、創始者エミディオ・ラザリーニが、靴屋を営んでいた祖父と父から受け継いだ靴職人の技術を生かして、趣味のレスリングのためにレスリング用の靴を作ったことが始まり。機能的で、柔らかく足を包みこむような履き心地のレスリングシューズは他のスポーツシューズにも応用できることを確信し、地元のサッカーチームにスパイクを供給しました。
130年以上の歴史の中で、Pantofola d’Oro(パントフォラ・ドーロ)は、20世紀最高の右ウイングの一人であるガリンシャにシューズを提供し、黄金期のレアルマドリードの3大選手、ミュラー、プスカシュ、ディ・ステファノにも愛用されました。
ブランド名は、1950年代にユベントスの伝説的プレーヤー、ジョン・チャールズに「これはスパイクではない、黄金のスリッパ(パントフォラ・ドーロ)だ!」と称賛されたことが由来です。
今も尚、サッカーシューズを製造する傍ら、その蓄積されたノウハウを生かし、大人上品なラグジュアリーシューズブランドとしてイタリア製のカジュアルシューズを販売しています。
オススメモデル:CLASSICO
いろいろなモデルがありますが、オススメはシンプルなデザインで革製のCLASSICOシリーズ。
テニスシューズをモチーフにしたイタリアン・ビンテージスニーカー。アッパー素材にしっとりとしたカーフレザーや、ウォッシュ加工を施したスエードレザーを採用。インソールにもレザーを使用しており、上質な履き心地の大人スニーカーです。日本向けモデルには土踏まずから踵にかけて衝撃吸収材が入っています。他のスニーカーに比べて倍の値段がしますが、その分ラグジュアリー感もあります。
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6.MaTeS(マテス)
MaTeS(マテス)は、当時17歳だった創業者のフランシス・マテス氏が1947年にスペインで創業しました。「良い記録を生むためには、足にフィットしたグリップの良いシューズが必要」と考え、短距離走用のスパイクをはじめ、様々なアスリートシューズを製作しました。陸上スポーツを中心に多くの選手に愛用され、金メダルの傍らにいつもマテスのシューズがありました。
今もなお、創業当初から変わらず、木型を使って型を取り、レザーをカットし接合する過程は全てバルセロナにある工房でハンドメイドで行っています。丸いトウに、側面にデザインされたMの文字が象徴的です。
オススメモデル:CARMEL CLASSIC
フランシス・マテス氏が60年代後半に開発した陸上トラックのトレーニングシューズ「CARMEL CLASSIC」は、MaTeS(マテス)の定番モデルで、70年代にかけて選手たちに愛用されました。アッパーにプレミアスエードを採用し、ソールは選手が練習でケガをしないよう、滑り留め機能を高めたラバーソールになっています。側面のMのロゴがお洒落です。
カラーバリエーションが豊富にあり、色違いで何足も所有したいデザインです。スペイン製のハンドメイド靴が1万円ちょっとで購入できるのはかなり魅力的です。
残念ながら、日本での取扱いがほとんどないため、スペインの公式サイトから購入することをオススメします。定価11000円〜+送料+関税です。(400ユーロ以上で送料無料)
MaTeS – Handcrafted sport shoes in Barcelona since 1947
El atleta y artesano Francesc Mates evolucionó el calzado de alto rendimiento de los deportistas de élite siendo el más distinguido exponente de innovación
7.WALSH(Norman Walsh、ウォルシュ)
WALSH(ウォルシュ)は、「Norman Walsh Footwear」という名前で1961年に創業しました。創業者のNorman Walshは、1945年に14歳で学校を離れ、靴の修繕屋だった父の後を追い、イギリスのボルトンにある元アスレチックシューズメーカー「J.W. Foster and Sons」で見習いとして働き始めました。
フォスターブロスフットウェアの創立者であるフォスター氏は、Reebokの創立者ジョー・フォスターとジェフ・フォスターの祖父でもありました。Walsh はフォスター氏に認められ、1948年に英国のオリンピックチームのシューズを製造し、瞬く間に名をあげていきました。
創業後、ジャンルに囚われることなく、陸上、ロードランニング、ラグビー、フットボール、クリケットなどのスポーツシューズを製造しました。すべてハンドメイドで顧客の足にフィットする靴を製造しており、中でもフェルランニングシューズは、1981年英国登山家のクリス・ボニングトンがコングール山(中国)初登頂の際に着用しました。そんなWALSHのシューズは、英国ボルトンの小さな工場で製造されており、全てMade in England。なんとたった10人の職人で世界中に靴を供給しています。
オススメモデル:TORNADO
ウォルシュが特に気に入っていた超軽量ランニングモデルTornado。1983年のロンドンマラソンで上位入賞者の足元を支えた逸品です。
オススメモデル:コラボモデル(x cheaney、Fortnum & Mason)
人と一味違うデザインの靴が欲しい場合は、コラボモデルがオススメです。上の写真は、革靴メーカーのJOSEPH CHEANEY(ジョセフ チーニー)とのコラボモデル。レザーを使用した大人スニーカーです。セレクトショップの別注品やイギリスブランドとのコラボモデルが販売されることもあります。
WALSH(ウォルシュ)オフィシャルサイトです。新商品、最新カタログ、製品情報、最新情報、取り扱い店舗のご紹介。
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8.blueover (ブルーオーバー)
blueover (ブルーオーバー)は「あたらしくも、かわらない。New unchanged」をコンセプトとした大阪発の日本のスニーカーブランド。外国で生産された部品を輸入して、現地で組立・販売するノックダウン方式ではなく、一足一足をすべて国内で生産しています。
オススメモデル:Mikey
Mikeyはblueoverの定番モデル。国内で鞣されたベロアスエードを贅沢に使った一枚革のアッパーは、発色の良いカラーが特徴的。丸っこいフォルムのカジュアルさとシンプルを追求したデザインの上品さに絶妙なバランス感を感じさせます。日本人のための足型で製作されており、幅広な足をスッと包み込み、履き込むことで足に馴染んでいきます。
裏地にはピッグスキンを使用しており、高い吸湿性があるため足が蒸れにくくなっています。また、ソールはEVAソールという、神戸で開発された軽さ、反発性、クッション性が良い素材。職人が一つ一つEVAシートから削りだして加工しているため、技術力とコストを要するため、このソールを採用しているシューズは数少ないです。
私がパンサーのスニーカーを購入する際に、候補としてもう一つあったのが、このblueoverのmikeyでした。結局、当時の私は値段の差5千円が決め手でパンサーを選びましたが、あれから5年経っても廃盤になっていないので、隠れた名品だと思います。定価21000円。製作背景を考えれば、十分安いです。発色の良さとシンプルなデザインは他のスニーカーには真似できない素晴らしい作品だと思います。
blueover (ブルーオーバー) Made in japan sneaker brand.
blueover[ブルーオーバー]シンプルな天然皮革仕様の国産手作りスニーカーを生産している大阪発メイド・イン・ジャパンのブランドです。
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9.PATRICK(パトリック)
PATRICK(パトリック)はフランスのスニーカーシューズブランド。1892年に西仏プソージュ村の靴職人、パトリック・ベネトゥ(Patrick Benetau)が息子達と靴を作り始めて創業しました。
1863年にイギリスでフットボール協会が創立し、新しいスポーツとしてサッカーが台頭し始めていたため、サッカーシューズの開発に着手しました。スポーツ業界で瞬く間に評判となったと同時に、1972年にパトリックのトレードマークとなるシューズ後方に鋭く刻まれた「2本ライン」が誕生しました。これによりブランドイメージが確立され、パリのファッション界からも注目を集め始めました。
パトリックはフランスの代表的なスポーツシューズメーカーとして、サッカー、テニス、バスケットボール、トラック競技、ノルディックスキー、トレッキングなど様々なジャンルのシューズを提供し、中でも力を入れていたサッカーシューズは、80年代のフランス代表、ミッシェル・プラティニに愛用されました。
1978年に日本に上陸し、1990年には、フランスのモデルを再現しながらも日本人の足にフィットする国内生産モデル(日本で企画・生産)の展開をスタートさせました。
オススメモデル:MARATHON
HEVENLY-M
オススメモデル:IRIS
オススメモデル:SANGER
オススメモデル:PAMIR
オススメモデル:BOSTON II
PATRICK(パトリック)は本当にモデルとデザインの種類がかなり豊富にあります。紹介したモデルはほんの一部なので、ぜひご自身で好みの1足を見つけてみてください。
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10.Diadora(ディアドラ)
Diadora(ディアドラ)は職人による登山靴メーカーとして、1948年にイタリアのカエラーノ・ディ・サン・マルコで創業しました。
1960年代にスポーツ用品の開発に着手し、1970年代にサッカー選手やオリンピック選手のスポンサーになるという、当時のイタリアブランドとしては初めてスポーツマーケティングを取り入れて知名度を上げました。この時で既に、45か国3500以上の店舗でディアドラの製品が販売されていました。
2000年代に入り、これまでのアーカイブを現代的に復刻したHERITAGEラインをスタートさせ、ファッション業界に参入していきました。日本でもBEAMSやESTNATIONなどのセレクトショップで取り扱われています。
オススメモデル:EQUIPEシリーズ(HERITAGEライン)
Diadoraのスニーカーを選ぶなら、2002年に誕生したHERITAGEラインを強くオススメします。創業時から積み上げてきたアーカイブを現代によみがえらせたコレクションで、単にデザインを復刻させただけでなく、製造工程で必要なラストやソールの金型も当時と同じものを採用しています。
「Diadora」と「Diadora Heritage」は生産国が異なり、量販店を中心に取り扱いのあるDiadora(レギュラーライン)は安価ですが、ほとんどが中国製です。こちらは通販で数千円で投げ売りされているため、Diadoraは安いブランドだと勘違いしている方もいるかもしれません。
それに対して、Diadora Heritageはルーマニア製、もしくはイタリア製で、質や値段が異なります。せっかくイタリアブランドのDiadoraのスニーカーを購入するのであれば、職人が丁寧に製作しているイタリア製、もしくはルーマニア製を強くオススメします。
イタリアを代表するスポーツブランド「DIADORA」。様々な分野のスポーツ用品を、イタリアならではのデザイン・機能を追求しながら展開しています。そして、スポーツシーンだけでなく、上質なライフスタイルにも。
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11.C.QP(シーキューピー)
C.QP(シーキューピー)は2014年にスウェーデンのストックホルムで創業したスニーカーブランド。生地・パッケージ・品質・製造・デザインの細部へのこだわりが詰まったハンドメイドのラグジュアリースニーカーとして注目を浴びています。
C.QP(シーキューピー)のスニーカーは、ストックホルムでデザインされています。ステッチの位置、長さ、かかとのタブの角度、ベロの長さと構成、つま先の形、素材の匂いに至るまで徹底して品質管理をしているというこだわりっぷり。アッパーには全て天然のレザーやコットンを使用しています。皮革は全てイタリア、もしくはスウェーデンから調達し、ポルトガルでハンドメイドで製造されています。
オススメモデル:OTIUM
オススメモデル:DINGHY
オススメモデル:RACQUET SR
シャープな形・細長い・エレガントなつま先がC.QPの象徴。
私はスエードスニーカーに目がないのですが、このC.QPは雑誌で見たときから一目惚れしてずっと欲しいものリストに入っています。完全にファッション用のスニーカーですが、素材と作りにこだわったラグジュアリースニーカーとして、クラシックファッションとかなり相性が良いと思います。
クラシックファッションには革靴しか合わないという考えを改めさせてくれたスニーカーです。お値段約5万円となかなか高価で手を出しづらいですが、いつか手に入れたい逸品です。
Handmade sneakers without compromise. CQP offers sneakers with Quality, Design and Comfort. Learn more about CQP and our ethos.
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12.YOAK(ヨーク)
YOAK(ヨーク)は2015年に誕生した東京発のフットウェアブランド。カジュアルダウンするのではなく、「シャツとジャケットに合わせるスニーカー」をコンセプトにした普遍的でシンプルなデザインのスニーカーを販売しています。ブランド名はイギリス王族が持つ公爵位「ヨーク公(Duke of York)」を基にした造語です。
YOAKのスニーカーは「Handmade in Tokyo」。シャツやジャケットに合う雰囲気のスニーカーにするためには、品質や素材にこだわる必要があるとのこだわりから、東京で半世紀以上営むファクトリーで、素材選びから縫製、釣込みまで一つ一つに丁寧に職人の手作業で作られています。
オススメモデル:ULYSE(ユリス)
古き良き時代のテニスシューズのデザインを引き継いで、上質なスエードとスムースレザーで作り出した高級感と上品さ溢れる1足。シューズの内側(ライニング)は通気性に優れる、豚革(ピッグスキン)をつま先まで贅沢に使用し、インソールには取外し可能な低反発メモリーフォームを採用しているため、足全体を柔らかく包み込み、足裏が疲れない心地良いフィッティングを体感できます。
ヨークの靴はアッパー、ライニング、インソール、全てが本革のため、履けば履くほど足に馴染んできます。革靴を作っているファクトリーで生産しているため、ソールの縫い方も革靴の製法を用いており、オールソール(靴底全体を交換すること)が可能で長く愛用することができます。海外ブランドのレザースニーカーは軽く4万円超えしますので、この品質で3万円未満は素晴らしいです。
特別な日に履く靴。「YOAK」 ヨークのオフィシャルオンラインストアです。
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13.NOVESTA(ノヴェスタ)
NOVESTA(ノヴェスタ)は1939年に旧チェコ・スロバキアの小さな町の靴工場から始まったスロバキアのブランド。ミリタリー、ワーク、ラバーブーツ、ランニングシューズなど、歴史の流れに応じて純スロバキア産のフットウェアを創業から一貫して作り続けています。現在でもほぼ全ての製品が天然ゴム、綿やリネンといった天然素材を用いており、東欧の素朴な質感が残るスニーカーをハンドメイドで作り上げています。
オススメモデル:MARATHON(マラソン)
MARATHON CLASSICは、1960年代から残るクラシックなモデルが原型のスニーカー。現在のモデルは1988年のソウルオリンピックで、チェコスロバキア代表のマラソン・競歩用のトレーニングシューズとして使われていた型をベースに作られています。
NOVESTA公式サイト
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自分だけのお気に入りのスニーカーをさがす旅
記事を書いていたら全部欲しすぎて物欲が高まってしまいました…。
世界中にはまだまだ知らないスニーカーのブランド、デザインがたくさんあります。スニーカーコレクターが多いのも頷けますね。今回は人と被りにくい、お洒落で大人上品なスニーカーブランドを紹介しましたが、ぜひお気に入りのスニーカーをさがす旅を楽しんでください。