LIBECO(リベコ)
LIBECO(リベコ)は、ベルギーのメルベケで1858年に創業したハウスホールドリネンのブランド。
フランス、ベルギーをまたぐレイエ川の清流の恩恵を受け、1350年頃からリネン(麻)の原料のフラックスがフランダース地方で育てられ、リネンが織られてきました。1800年代に何十もの織物会社がありましたが、ラガエ・リネンズとリベコの2社のみとなり、1997年に両社が合併してリベコ・ラガエ社となりました。
現在、リベコ・ラガエグループは伝統と技術を引き継いで高品質なリネンを生産し、世界約50ヶ国にハンカチリネン、ハウスホールドリネン、アパレル用リネン、キャンバス地など、4000種以上のリネン生地・製品を販売しています。
リベコの製品はヨーロッパリネン連盟(CELC)の品質基準に合格した証である「マスターズオブリネン」の商標が与えられています。
フランダース産リネンの特徴
豊かな土壌から十分なミネラルを吸収して育ったフランダース産リネンは、膨らみ、張り、コシ、光沢があるのが特徴です。リネンはフラックスという亜麻科の一年草の茎から採れる繊維のことで、フランダース産リネンはその繊維が細いため、使い込むごとに柔らかさが増していきます。また、安いリネンにありがちな肌をチクチクさせることもありません。
1.吸水・速乾性に優れる
リネンは、肌にやさしく、サラリとした清涼感のある素材です。吸水・速乾性に優れており、水分や汗をすばやく吸い取ってくれるため、ベッドシーツ、ハンカチなどの素材に用いられています。
2.使うほどに柔らかく、風合いが良くなる
使って洗うほどに柔らかくなり、ドレープ感のあるしなやかさの風合いを持つようになります。
3.肌に優しい
リネンの繊維に含まれるペクチンが繊維の表面をコーティングするため、肌に触れてもチクチクしません。
4.丈夫で衛生的
リネンは天然素材の中で、汚れが落ちやすく、耐久性がとても高い素材です。
5.夏は涼しく、冬は暖かく
リネンは夏のイメージが強いですが、リネンの繊維は中が空洞となった中空糸のため、夏は湿気を吸ってサラッと涼しく快適に、冬は暖かい空気を溜め込むことで一定の湿度・温度をキープして保温効果を発揮します。
LIBECO(リベコ)|ベルギー製リネンクッションカバー「ハドソン」レビュー
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160年余りの歴史をもつ、ベルギーリネンのハウスホールドリネンのブランド。毎日の暮らしの中のリネンを、LIBECOで見つけてください。
ソファやベッドの枕元にクッションが欲しくなり、去年ベッドシーツ・カバーを購入してとても気に入ったLIBECO(リベコ)のリネンクッションカバーを購入しました。
LIBECOの定番コレクション「ハドソン」のクッションカバーはベルギー製リネン100%。カラー展開も豊富で11色あります。ベーシックな淡いナチュラルカラー4色と、深みのあるベイクドカラーの7色があり、私が購入したのはネイビーです。
リネンの取り扱い
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厚みがあってしっかりとした重厚なリネン生地ですが、ウォッシュ加工が施されており、使いはじめから柔らかくてラフなリネン特有の風合いを味わえます。触り心地の良さはお墨付き。
ジッパー式。50×50cmのクッション中材がぴったり入ります。
クッション中材は株式会社コルティーナが販売する日本製のフェザー100%のものを購入しました。
縫製もしっかりしています。
さっそくカバーを付けてみました。サイズもぴったりです。丈夫で心地よいリネンクッションカバーは、使い込むごとにやわらかくなり味わいが増すので、経年変化も楽しみです。
クッションはフェザーが1kgも入っているのでボリューミーです。少し重いですが、へたらず、空気を入れるとふっくら元通りになります。
50cmとなると存在感も大きいので、インテリアのアクセントになります。今は1個だけなのでソファに置いていますが、もう1個色違いで購入してベッドの枕元に置きたいと考えています。
お値段はしますが、一度使ったらリピート間違い無しのリネンブランドです。
追記:リネンクッションカバーを色違いでリピート買いしました
オススメ度:★★★★☆(4.0/5.0) 160年余りの歴史をもつ、ベルギーリネンのハウスホールドリネンのブランド。毎日の暮らしの中のリネンを、LIBECOで見つけてください。 |