DRAMA STUDIO (ドラマスタジオ)
DRAMA STUDIO (ドラマスタジオ)は、熊本県天草を拠点に、オリジナルプロダクトやオブジェ、木の器、カトラリーなどを制作しているデザイナーの吉田 健吾さんが運営するブランド。
【レビュー】探し求めて辿り着いたお洒落なお香立て。DRAMA STUDIO「kiki Incense Holder」
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デザインに一目惚れしたのも事実ですが、よく考えられたつくりになっています。受け皿が真鍮とガラス、木部がチークとウォールナットでそれぞれの組み合わせで4種あります。
私が選んだのはウォールナットとガラスの組み合わせ。これだけがずっと売り切れが続いており、二度目の再入荷メールでゲットすることができました。
ガラスは数ミリの厚さがあり、中央がへこむように湾曲しています。木部の土台も底がくぼんでいます。お香立ての部分は真鍮です。
木部と真鍮ボールにネオジウム磁石が仕込まれており、磁力でくっつきます。
木部土台の上にガラスの受け皿を置いて、真鍮ボールを置くことで磁力で固定・組み立てます。磁力はそこそこ強いですが、真鍮ボールをくっつけたまま、ガラスを傷つけることなく自由に動かすことができます。
受け皿を動かすことで長いお香でも灰がこぼれないようにしっかり受け止めることができます。ガラスの受け皿は少し厚みがあるので簡単にヒビが入ったりはしなさそうですが、何度も真鍮ボールを磁力でくっつけると衝撃が入るので、基本的には外さず受け皿をスライドさせて調整するのが良さそうです。
棚の上で眠っていたアポテーケのインセンススティックをようやく開封。
アポテーケのインセンススティックは細いので、直径3mmの穴には少し傾くくらいで刺さりました。受け皿を真ん中に置くと灰がこぼれそうな感じですが、お香の傾きと同じ方向に受け皿をずらすとしっかり受け止めてくれそうです。
ということで早速火をつけてみました。
結果、灰がこぼれることなく受け皿の上に収まってくれました。今のところ灰が滑り落ちることも起きていません。
SNSでお香立てを検索しても全く引っかからないほどまだ知られていない作品です。たまたまネット検索に引っかかって出会いましたが、「良いモノを見つけた!」とセレクトショップのバイヤーになった気分でした。
公式オンラインショップまたは不定期のポップアップイベントでのみ購入可能です。熊本の工房で一つ一つハンドメイドで作られており、生産数量も限られているため、気になったらぜひチェックしてみてください。
オススメ度:★★★★★(5.0/5.0) |