グンゼ
グンゼ株式会社は、1896年に京都で創業したインナーウェアを販売する日本の繊維製品メーカー。大阪府大阪市北区に本社があります。
製糸業にはじまり、品質を重要視して日本で初めて肌着・下着の一貫生産に着手した企業です。今では「the GUNZE」「BODY WILD」「YG」「SEEK」といった自社ブランドをはじめ、様々なアパレルブランドのインナーウェアも手がけています。『明日をもっと、ここちよく』というコンセプトでブランドイメージを統一しています。
the GUNZE
ここちよい、綿のやさしさ。メイドインジャパンのグンゼクオリティ
一日の長い時間をともに過ごす、下着。肌に直接ふれるものなのに、その重要性に気づいていない人が多いのも、また事実です。素肌服をコンセプトに、下着に求められている機能をゼロから見直し、下着づくりの技術のノウハウを集めて開発したのが、「NEXTRA-COTTON®/ネクストラコットン®」です。コットンのよさはそのままに、綿そのものの性能をさらに高め、これまでのものとは一線を画した、新しい着用感と快適性を実現。その新しいコットンから「the GUNZE」は誕生しました。
グンゼの主力自社ブランド「the GUNZE」はメイドインジャパンの綿素材下着ブランド。グンゼが綿の性能を高めた独自素材「ネクストラコットン®」を使用しています。
①優れた汚れ落ち
グンゼの特許技術で綿繊維をナノレベルで改良し、親水性にすることで、綿繊維に引き寄せられた水分子が汚れを押し出す性能を付与。水だけで洗濯しても、皮脂などの汚れが落ちます。また、すすぎ性能が良く、洗剤を使用した時の残留洗剤が少ないのが特長です。
②蒸れにくい
普通の綿に比べて吸汗速度が30%、吸湿性は25%アップしているため、汗をスピーディに放出して蒸れにくく、立体的なフィット感を実現しています。
③高い消臭効果
汗臭さの原因であるアンモニアなどの臭い成分を90%カット。この高い消臭性能は100回洗濯しても衰えません。
④型崩れしにくい(防縮性能と形態安定性)
生地を無駄に引っ張らないで自然な状態で縫製しているため、生地に余分な力が残っていません。そのため、洗濯で縮みにくく、乾燥機を使っても型崩れしにくいです。「the GUNZE」では、独自技術である防縮乾燥と防縮仕上げにより、化学薬品に頼らずに、優れた防縮性能と形態安定性を実現しています。
⑤洗濯タグを転写プリント
洗濯タグが肌に触れて、チクチクしたり、かゆくなったりした経験はありませんか?そこで、洗濯タグを転写プリントにすることで刺激を軽減。
「the GUNZE」には4つのラインがあり、定番の「STANDARD(スタンダード)」、季節に合わせた着心地の「SEASON(シーズン)」、有機栽培した綿を使用した「ORGANIC(オーガニック)」、シルクのような超長綿を使用した「TAKUMI(匠)」があります。
SEEK(シーク)
SEEKはグンゼの技術と素材を集約して着心地を追求したグンゼメンズラインのプレミアムブランド。「カットオフ®/CUT OFF®」という生地の端を折り返して縫わず、切りっぱなしの状態で仕上げて襟・袖口・裾に縫い目がない、下着ラインがうつりにくい商品や、「完全無縫製」という縫わずに生地をつなぎ合わせる接着技術により、縫い目をなくした商品など素材や技術にこだわりのあるメンズインナーウェアが並ぶ。
ワイシャツを着るならベージュ色のシャツ一択
インナーシャツを選ぶ際、ファッション性、見た目、汚れの目立ちにくさから黒色のシャツを選ぶ方が多いと思います。もしくはなんとなく無難な白色のシャツを選んでいるかもしれません。
私はワイシャツを着る社会人にはベージュ色のインナーシャツを買うことをオススメします。なぜなら、「一番透けにくい色だから」。
【検証】ベージュのインナーは本当に透けない?メンズシャツ✕インナー、3パターンで比較してみた|着ごこち+プラス|GUNZE(グンゼ)Twitter
【検証】ベージュのインナーは本当に透けない?メンズシャツ✕インナー、3パターンで比較してみた|「着ごこち+プラス」は、インナー・肌着のGUNZE(グンゼ)が“衣類に関する豆知識”や“毎日の暮らしに役立つヒント”をお届けするサイトです。お客様の生活に「プラス」をお届けできるお役立ち情報をご用意しております。.
グンゼ公式サイトでも白やグレーのシャツでインナーの透け具合を検証しています。肌に近い色のインナーが透けにくいため、ベージュが最も透けにくく、逆に肌より明るい白色は目立ちます。
夏場はクールビズのシャツ1枚で尚且つ汗をかく季節なので、ワイシャツから透けるインナーが目立ちやすいです。一見、一番目立ちにくそうな白シャツが一番透けて見えます。シャツが透けて見えると清潔感がなくなります。大事なのは、相手を不快にしないこと。カジュアルシャツの下や、冬場着込む時は好きな色のインナーで良いと思います。しかし、ワイシャツはインナーが透けて見えやすいため、ビジネスシーンでは極力ベージュ色のシャツを着ることをオススメします。
「the GUNZE」と「SEEK」の綿100シャツを3枚着比べてみた
学生時代は黒シャツしか持っていなかったため、社会人になりワイシャツを着る機会が出てきたのでベージュ色のシャツを購入することに。ちょうど高品質な一生モノに自分のファッションの価値観がシフトしてきた時期だったので、下着も着心地を重視して良いモノを選びました。それまでユニクロやデパートの安いシャツ(グンゼのYGやコムシコムサ)を使っていましたが、the GUNZEとSEEKで綿100のシャツを購入しました。
【公式通販】<the GUNZE>肌へのやさしさにこだわったコットン100%インナー
上で紹介した「theGUNZE」のスタンダードシャツ。綿の性能を高めたネクストラコットンを使用。色はホワイト、スミクロ、スキンベージュの3色。首の後ろのタグは転写されており、チクチクしません。
【ORGANIC】クルーネックTシャツ
「the GUNZE」のオーガニックライン。3年間農薬や化学肥料を一切使用せずに有機栽培された綿花を使用しています。残念ながら、現在はスキンベージュ色は取り扱っていません。
【公式通販】<the GUNZE>環境にも人にもやさしいオーガニックコットン100%インナー
【プレミアムオーガニックコットン】VネックTシャツ
「Ultimate Pima®(アルティメイトピマ)」という、シーアイランドコットンをルーツににもつ高級綿を使用。光沢があり非常に長い繊維としっとりとしたふくらみが特徴。SEEKの中では唯一の綿100シャツ。
着比べてみた感想
以上the GUNZEのシャツ2枚、SEEKのシャツ1枚を着比べてみました。
スタンダード | オーガニック | プレミアム | |
肌触り | 4 | 5 | 5 |
着心地 | 4 | 4.5 | 5 |
生地の厚さ | 普通 | 厚い | 薄い |
価格 | ¥1100 | ¥1600 | ¥3000 |
安い綿100シャツより3枚とも肌触り、着心地はかなり優れています。お風呂から上がってシャツを着る瞬間の心地よさは感動します。3枚ともベージュ色ですが、それぞれ色味が異なります。
一番安価なスタンダードでも、安い綿100シャツと着比べると肌触り、着心地が明らかに異なります。安いシャツは固い生地感ですぐ縮んで首元がヨレヨレになりますが、グンゼのシャツはまだまだ元気です。
オーガニックはしっとりと柔らかい風合いで、着たときに優しく包んでくれます。
プレミアムは生地が薄いため、シャツを着ている感覚がなくストレスフリー。しかもきめ細かい繊維がしなやかな極上の肌触り。光沢感もあり高級感があります。
総合点でオススメは「スタンダード」
プレミアムは着心地、肌触り、高級感のどれを取っても素晴らしいですが、1枚3000円は庶民にはまとめ買いするのに手が出しにくい価格です。
オーガニックも感動するほどの肌触りですが、スキンベージュが販売中止となっていること、また、クルーネックのみの販売というのが欠点。ベージュシャツはYシャツの下に着ることが多いと思いますので、Yシャツの第一ボタンを外したときに中のシャツが見えないVネックである必要があります。実際にこのクルーネックのインナーを着てYシャツを着たら少しインナーが見えてしまいます。オーガニックのベージュYシャツが販売されたら一番のオススメになると思います。
ということで、総合的に見て一番のオススメはスタンダードです。プレミアム1枚でスタンダードが約3枚買えるというコスパの良さを考えると、一番まとめ買いしやすいシリーズだと思います。もちろん、予算に余裕がある人はプレミアムをオススメします。
グンゼのシャツを安く購入する方法
the GUNZEはグンゼ公式通販、Amazon、楽天で販売しています。SEEKはグンゼ公式通販のみ。
公式通販では定期的にセールやキャンペーンを実施しているので、その時に買うのがお得。アマゾンはプライムセールなどアマゾンのイベントでグンゼ商品が割引になっています。楽天も同じく楽天のイベントでポイントキャンペーンなど実施しています。
個人的には、the GUNZEはアマゾンセールが安いと思います。あとは公式通販のまとめ買いセール。インナーウェアや靴下はthe GUNZEやSEEKで揃えたいですね。