高級ヘッドホン、ノイズキャンセリングとの出会い
私が初めて高級ヘッドホンを購入したのが大学入学の時。ガジェット好きな父親がBoseユーザーだったので、その流れでBose QuietComfort 25を買ってもらいました。それまで3000円程度のイヤホンしか使っていなかったので、それはそれはBose特有の低音際立つ音質とヘッドホンの繰り出す臨場感のある音に感動しました。そして何よりも、ノイズキャンセリングの機能の虜になりました。その頃はまだ有線ヘッドホンでしたが、飛行機に乗るときには欠かせない相棒でした。
ノイズキャンセリングとは
外部のノイズを測定・比較し、それに反応して、逆位相の信号でノイズを打ち消す機能。
3年で左が故障
大学生活では肌身離さず持ち歩き、1年間の留学にも持って行きました。そんなこんなで毎日使っていて、帰国と同時に左側から音が聞こえなくなってしまいました。毎日開いて閉じてと酷使していたのでしょうがないとは思いながらも、3万円を超える買い物だったのでショックでした。(父のお金なんですけどねw)
鳥栖プレミアム・アウトレットのBoseで2代目を購入
一度ノイズキャンセリングにハマってしまった身としては、もう二度とノイズキャンセリング以外のヘッドホンには戻れません。1年間の保証期間は切れてしまっていたので、無償交換はできませんでしたが、故障したヘッドホンを代理店に持って行くと割引価格で新しいヘッドホンを購入できるとのことで、鳥栖プレミアム・アウトレットのBoseを訪れ、1世代型落ちではありましたが、Bose QuietComfort 35 wireless headphonesを割引価格で購入しました。
Bose QuietComfort 35 wireless headphones ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン
2018年1月に購入して現在まで約1年半、使い倒している2代目のBoseヘッドホン「Bose QuietComfort 35 wireless headphonesワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン (ブラック)」です。現在出ている最新機種の「Bose QuietComfort 35 wireless headphones II 」の型落ちではありますがが、全く不自由なく、それどころか今まで有線だったストレスから解消されて初めてのワイヤレスヘッドホンの使い心地に満足しています。
仕様
- ノイズキャンセリング機能
- BluetoothおよびNFCにより、お手持ちのデバイスにワイヤレスで接続が可能。
- 1回の充電で最大20時間(ワイヤレス)、40時間(有線)連続使用可能。
- ノイズキャンセリング機能付きのデュアルマイクシステムにより、風の強い場所や騒がしい環境下での通話もクリアな音声通話が可能。
- Bose Connectアプリでペアリング機器の管理やアップデート可能。
- 充電時間:2.25時間(リチウムイオンバッテリー)
- 折りたたみ収納
- ヘッドホン:18 cm H x 17 cm W x 8.1 cm D (234 g)
- 有線ケーブル:120cm
- マルチペアリング対応
- 発売日:2016年6月24日
保証期間は1年
Boseの保証期間は1年です。そうです、この2代目ヘッドホンも保証期間が切れてしまいました。一応まだ保証書は保管していますが、次壊れた時は、現在米国で販売されている「Bose Noise Cancelling Headphone 700」の最新モデルか、最近はSONYのヘッドホンが優秀なのでおそらくそちらに鞍替えするかなと思います。
同梱物
- QC35 wireless headphones I
- 充電用USBケーブル
- 有線接続用の音声ケーブル
- 機内用デュアルプラグアダプター
- キャリングケース
1年半使ってみての感想
使用頻度
後ほど記述しますが、私はヘッドホンは家にいるときしか使いません。ヘッドホンは髪が潰れてしまうので、基本的に土日など休みの日をメインに長時間使っています。
耐久性◎
今のところ故障もなく、1年半使えているので問題ありません。1代目のように3年が目安かなと思っているので、できればそこを超えてほしいですね。
衝撃に強い素材、ガラス繊維を練り込んだナイロン樹脂、耐食性のステンレススチールが使用されているため、屋外での激しい動きにも耐えられます。(公式サイトより)
使用時間は20時間も使えるので問題ありません。ノイズキャンセリング使わなければ有線でも普通のヘッドホンとしても使えます。
装着感◎
眼鏡着用時
眼鏡を着用してヘッドホンを使用することはないのですが、試しに眼鏡をかけてヘッドホンを着用してみましたが、そこまで圧迫感もなく、ノイズキャンセリング機能も著しく損なうこともないです。
長時間の装着が苦じゃない
QC35のヘッドバンドは柔らかなだけでなく、高級感あふれる素材を使用しています。ヨットや高級車などのさまざまな用途に使用されている柔らかい素材のAlcantara®により、快適な装着感を実現しています。イヤークッションは合成プロテインレザーで作られ、パッシブノイズキャンセリング用のシリコンが使用されています。
Boseがソニーより優れている点はこれといっても過言ではないのが長時間の装着感。よくレビューでも見かけますが、Boseのヘッドホンは長時間付けていても耳は痛くならないし、耳が疲れることもありません。私はソニーのヘッドホンを使用したことがないので比べようもないのですが、Boseのヘッドホンは朝から晩まで付けても確かに全く苦になりません。とにかく軽い、フィット感も良し。「着けていること忘れる」とレビューされることもあるくらいです。
耳パッドもヘッドバンドも柔らかいクッション性があります。この部分をカチカチと伸ばして装着しています。
ワイヤレスのストレスのなさは最強
有線ヘッドホンからワイヤレスヘッドホンに切り替わったので、とにかく何よりもワイヤレスのストレスのなさが一番満足度高いです。今までpcに線が繋がっていたため、いちいちヘッドホンを付け外ししていました。(これが故障の原因かもしれません)
それに比べてワイヤレスヘッドホンは、料理するときも、アイロンするときも、家の中の行動なら常に音楽を聴けます。有線のヘッドホンやイヤホンを使っている人がいればぜひワイヤレスを試してみてください。生活が捗ります。
音質、ノイズキャンセリング◎
音質は最高に良いです。音質で勝つのはソニーの評判高いWH-1000XM3くらいだと思います。
ソニーよりBoseの音が好み
私は最近ソニーの「ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン WF-1000XM3」を購入しました。
これまた巷を賑わせている製品です。初めてBoseに浮気したのですが、聞き比べると、低音が特徴的なBoseの音のほうが好みでした。このヘッドホンはWF-1000XM3と比べても音質、ノイズキャンセリングでは劣っていません。それどころか音の臨場感はQuietComfort 35 wireless headphonesが勝っていました。ヘッドホンとイヤホンを比べるのはよくないですが、それを踏まえてもまだまだQuietComfort 35 wireless headphonesは現役だと感じさせられました。
よく言われているのが、Boseは低音と重厚感、ソニーは原音に近いリアルサウンドに定評があります。
もともと低音が好きだったこともありますが、これまで4年半、Boseの音を聞き慣れているせいかやっぱりBoseの音が好きです。Boseは高音が弱いとも言われますが、個人的にそれは感じません。低音が強調されているだけで総合的に高音が控えめに聞こえるだけで、シャリシャリ高い音が耳障りになるよりかは個人的にこのくらいがちょうど良いと感じています。いつかソニーのヘッドホンも聞き比べてみたいですね。
音の好みはさておき、このQuietComfort 35 wireless headphonesはまだまだ音質においてまだまだ現役だと思います。
ノイズキャンセリング
最近は家でしか使用しないので、ただただ音質を最高にしてくれる機能でしかありません。飛行機で使用していたこともありますが、Q25と同じく飛行機のゴーという音は消してくれますし、ノイズキャンセリングは健在です。ちなみに、人の声やアナウンスは聞こえるようになっています。
接続○
電源スイッチを入れたらバッテリー残量を教えてくれますし、一度接続したデバイスに秒速で繋いでくれます。bluetoothの接続は、同じ部屋なら全く問題なし。扉を2つくらい超えるとプツプツなりだします。
操作性◎
音量調整、ボタン操作、通話機能
ヘッドホンの操作部は右イヤーカップの側面にあります。「+」ボタンと「-」ボタンの間にあるボタンはマルチファンクションボタンです。
私が使う機能は以下の一部のみ
再生/一時停止 | マルチファンクションボタンを1回押す |
トラック送り(スキップ) | マルチファンクションボタンを素早く2回押す |
着信応答/終了 | マルチファンクションボタンを1回押す |
いちいち手でボタンを探すのが面倒なのでいつもスマホで操作していますが…。そのおかげでソニーのWF-1000XM3の音量調節できない問題はストレスじゃないです笑
アプリ操作
「Bose® Connect」というアプリを使用します。このアプリでノイズキャンセリングの効き具合を3段階選んだり、ファームウェアアップデートを行ったり、接続デバイスの管理ができます。私は常にノイズキャンセリング高に設定し、アプリはファームウェアアップデートにしか使っていません。
友達と2台のBoseヘッドホンで音楽を共有するという、個人的にこれ使うことあるのかと思う機能もあります。
持ち運び、収納性○
同封の収納ケースは圧迫に耐えられるくらい頑丈です。衝撃に強いとうたっていても、精密機器なのでこのケースは安心感があります。
折りたためるため、そこまでかさばりませんが、イヤホンに比べるとお荷物にはなりますね。
飛行機に乗るときくらいしか使っていませんでしたが、有線接続できるのもありがたいです。
お手入れ方法
使用後、イヤーパッドが蒸れているので、ティッシュか布で乾拭きします。これだけです。イヤーパッドは消耗品なので、ボロボロになったら付け替えるのですが、使用後に乾拭きしていれば長持ちします。1代目のヘッドホンのパッドは乾拭きしていたので3年間しっかり持ち堪えてくれました。
公式によると、使用後に薄めた中性洗剤で拭くと良いらしいです。汚れが気になるようでしたらこの方法を試した方がいいかもしれません。
ヘッドホンのメリット・デメリット
さて、前述した私がヘッドホンを家でしか使わない理由を含め、イヤホンとヘッドホンのメリット・デメリットを挙げます。
ヘッドホンのメリット
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ヘッドホンのデメリット
これが私がヘッドホンを日常的に外で使えない理由。せっかくセットした髪もヘッドホンで潰れてしまうので、平日の夜も使用を控えています。(これは朝お湯でセットし直せばいいだけなんですが、、)これさえなければイヤホンを使う理由ないんですけどね…。
イヤホンよりお荷物になるのはしょうがないですが、必要最低限の荷物しか入れられないときは大きいヘッドホンは邪魔になってしまいます。 |
まだまだ現役の相棒として目指すは3年
髪が潰れてしまうという超個人的な理由から使用頻度も適切なのかもしません。今のところ故障もなく1年半使えています。目指すは先代の3年ですね。最近はソニーのヘッドホンやBoseのデザインが格好良くなった最新モデルなど良いなと思う製品がたくさんありますが、使用感としては何の不満もなく使えているので壊れるまで丁寧に長く使っていきたいと思います。
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