【レビュー】Ambientec(アンビエンテック)｜夜を至福のひとときにする照明「TURN(ターン)」

Ambientec(アンビエンテック)

Ambientec（アンビエンテック）は、1999年に設立した株式会社エーオーアイ・ジャパンを開発母体として2009年に設立されたコードレス照明ブランド。

「TURN（ターン）」

アンビエンテックが2019年に発売した「TURN（ターン）」は、素材の質感を追求し、金属のかたまりから削り出したパーツで構成されたテーブルランプです。回転しながら削り出す様子から「TURN」という名前が付けられました。

ニューヨークを拠点に活動するデザイナーの田村奈穂（Nao Komura）さんがプロダクトデザインを手がけています。

素材（カラー）バリエーション

素材（カラー）はブラス（真鍮）、ステンレス、ブラック（アルミニウム）の3種類。

ブラス（真鍮）は品と温かみがあり、ステンレスは凜とした輝きでクールな印象、ブラック（アルミニウム）はマットな質感でモノトーンインテリアに馴染みます。表面が削り出しのため、手で触れると素材の感触がダイレクトに伝わります。

ブラックはアルミニウム製で軽く（他2種の半分以下の重さ）、価格も約1万4千円ほど安いです。ただし、ブラックは埃が目立ちやすいのでそこだけ注意。

【レビュー】Ambientec(アンビエンテック)｜夜を至福のひとときにする照明「TURN(ターン)」

Ambientec -TURN（ターン）【SEMPRE.JP】公式通販

素材の質感を追求し、新たな光の表情をつくるTURNターン｜ 家具・雑貨・インテリアショップのセンプレ

www.sempre.jp

2019年の発売当初にツイッターで見かけてデザインに一目惚れしたAmbientec（アンビエンテック）の「TURN（ターン）」。

高価なのでなかなか手が出ませんでしたが、SEMPRE（センプレ）のWポイントキャンペーンで4,200ポイント還元になっていたので、意を決して購入しました。

箱のデザインは余計な説明書き等なく、とてもシンプル。

箱を開けて緩衝材を取り除くと、表紙と同じ形で本体が収まっていました。キズが付かないように保護フィルムで覆われた状態ですが、真鍮の美しさが際立っていて見た瞬間からテンションが上がります。

付属品

付属品は充電台、USBケーブル（Type-C）、ACアダプター。充電台は本体と同一素材のため、充電中の姿も美しいまま。

日本・北米規格プラグと欧州規格プラグがセットになっています。差し込みプラグは90度ごとに4方向に向きを変えることができます。

USBケーブルにはさりげなくブランドロゴが刻印されています。ナイロン製の編込皮膜で断線しにくく、ケーブルがしなやかに曲がるようになっており、使い勝手を意識した設計を感じます。

高級感のある外観、ディテール

高級感のある真鍮で、光が当たると美しく輝きます。手で触れても指紋が残らず、埃も目立ちにくい色なので美しい状態でキープできそうです。

主な仕様

天面には溝があり、境目をタッチして点灯・消灯させます。反応はスムーズです。

持ち運ぶことを考えて、アーム部分は滑り止めの細かい凹凸デザインになっています。

天面と底面は軸が曲線を描いて滑らかに繋がっています。金属削り出しの「技術」、真鍮の「素材」、そしてこういった細かいディテールの「デザイン」が一つになって完成品として成り立つ逸品です。

小さなLEDライトが埋め込まれています。

使いはじめだけ本体裏面のボタンを長押しします。あとはシェード（天面）だけでON／OFFと調光が使えるようになります。

昼間はランプは使用していませんが、高級感のあるインテリアとして置いているだけで様になります。

1．タッチセンサーで4段階の調光

天面に触れると、タッチセンサーで4段階(Low、Mid、High、Ex High)の調光が可能です。

ライトを消したい場合は、4回触れなくても長押しで消灯できます。また、消灯前の光量を記憶して点灯するラストモードメモリーを搭載しています。

点灯と消灯しかできない（調光不可）状態になると充電が必要という合図です。充電台に置きながら（充電しながら）点灯することも可能です。

2．充電式コードレスで持ち運び可能

TURN（ターン）は充電式のコードレスランプのため、本体だけ持ち運んで移動させることができます。USB満充電（6時間）で、LOW 150時間、MID 38時間、HIGH 12時間、EX-HIGH 5時間の連続点灯が可能です。

真鍮無垢なので、本体重量1,240gでズッシリとした重さがありますが、その分ぐらつきにくいので、特に不満はありません。片手で余裕で持ち運べます。

充電台に戻すと自動的に消灯し、持ち上げると自動で点灯する機能もあります。

3．お風呂でも使える防塵・防水性能

アンビエンテックの代表取締役である久野義憲さんは水中撮影機材の設計開発販売を行う株式会社エーオーアイ・ジャパンの代表も務めており、アンビエンテックの開発母体となっています。

そのため、独自の精密防水技術、バッテリー駆動式LED制御技術がアンビエンテックの製品にも反映されており、TURN（ターン）はIP66相当（微塵が内部に侵入しない、あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない保護レベル）の防水性能を備えています。充電台、アダプターは防水仕様ではありません。

バスルームや野外で使うことができ、シャワーが直接当たってもへっちゃら。少しぬるめのお湯にアロマを垂らし、お風呂場の電気を消してTURN（ターン）のライトだけで湯船に浸かると最高にリラックスできそうです。バルコニーで夜風に当たりながらやわかい灯りを楽しむのも良いですね。

充電回数（バッテリー、LED劣化目安）

約500回のフル充電で電池性能が50％以下になるらしく、公式サイトの修理受付フォームからバッテリー交換を依頼できます。

Mid（2段階目）のライトで夜のみ5時間使用すると3800日（約10年）も使える計算なので、毎日昼夜点灯するのでなければかなり長持ちします。

また、LEDは4万時間（上記仮定で計算すると22年分）の使用で明るさが約70%に劣化するとのこと。20年以上も使えるのでお世話になるか分かりませんが、LEDも修理受付フォームから交換を依頼できます。

TURN（ターン）を使ってみた感想

普段はベッド横に置いて夜に点灯させています。壁際に置くことで、壁に反射した光が間接照明として広がります。

写真は部屋の灯りを消した状態で4段階で写真を撮ったものです。LOWはかなり控えめな光量で温かみのある色です。MIDは読書するのにちょうど良い光具合です。HIGHとEX-HIGHは眩しく感じるくらい明るいです。

私はほとんどLOWとMIDで使うことが多いです。ホテルライクな雰囲気にしてくれて、この灯りで読書や紅茶を飲んでリラックスしていると至福のひとときを過ごすことができます。

ダイニングのメイン照明を消して、TURN（ターン）でテーブルを照らしながら食事をすると高級レストランの気分が味わえます。凜とした佇まいとやわらかな光のコントラストが魅力的です。

真下に向けて末広がりの形で照らします。下から見上げた時の表情も美しいです。

昼間の姿も良いですが、やはり夜に美しさが際立ちます。個人的には写真のLOW状態の灯りが一番好みです。

取り扱い店舗・通販、お得に購入する方法

Ambientecの照明はブランドイメージが落ちないようにするためか、販路が限られています。セールにかかることもありません。

主な取り扱い店舗・通販は以下の通り。

各店舗のポイントカードやキャンペーンを利用するとお得に購入することができます。

センプレの通販：Wポイントキャンペーン

【SEMPRE公式通販】Ambientec -TURN（ターン）

素材の質感を追求し、新たな光の表情をつくるTURNターン｜ 家具・雑貨・インテリアショップのセンプレ

www.sempre.jp

SEMPRE（センプレ）の通販で購入すれば、通常時は2,100ポイント、Wポイントキャンペーン実施時は4,200ポイントが還元されます。私はこちらで購入しました。

アクタス通販：キャンペーンクーポン

【ACTUS Online】Ambientec（アンビエンテック）- TURN

インテリアショップのアクタスでは、22年3月19日現在、春のインテリアサポートキャンペーンで1万円以上で1000円OFF、5万円以上で5000円OFFのクーポンが使えます。また、誕生日が近ければメルマガ登録でもらえるバースデークーポンを使って安く購入することもできます。

三越伊勢丹通販：エムアイカード＋Rakuten Rebates

【三越伊勢丹/公式】AMBIENTEC/アンビエンテック ターン ブラス

普段、三越伊勢丹で買い物する方なら、三越伊勢丹の通販でエムアイカードとRakuten Rebatesを使ってポイント（3%〜）還元を狙うのもありです。

夜を至福のひとときにする照明

調色はできないし、角度や高さも変わらず、スマホ充電なんて機能はない、それなのに使っていて不満が微塵も起きないどころか、使うほど愛着が沸く、所有欲を満たしてくれるランプです。美しく削り出された真鍮は非の打ち所がなく、価格以上の高級感があります。夜を至福のひとときにする最高の照明です。