Logicool（ロジクール）
Logicool（ロジクール）は、スイスに本社を置くLogitech International S.A.の日本法人が展開するコンピュータ周辺機器等のデジタルデバイスブランド。世界的には「Logitech」ブランドで展開していますが、日本法人設立時に同名の会社が存在していたため、日本では「Logicool」ブランドで販売しています。
【レビュー】Logicool(ロジクール)｜静音ワイヤレスマウス「MX MASTER 3S」
|
コロナ禍になってからも会社から支給されたノートPCと有線マウスで仕事をしていましたが、テレワークの割合が増えてきたので、思いきってディスプレイ、キーボード、マウスの一式を買い揃えることにしました。
過去にガジェット系ユーチューバーがオススメのワイヤレスマウスとして「MX MASTER 3」を紹介していたのを覚えていて、調べてみたところ、静音性が付与されてグレードアップした後継機モデル「MX MASTER 3S」が発売されていたので、ポイントが付いてお得な楽天市場のロジクール公式で購入しました。
技術仕様
|
付属品
「Logi Bolt USBレシーバー」と「USB-C充電ケーブル（USB-A – USB-C）」が付属します。保証期間は購入から2年間です。
特徴1．あらゆる面で正確にマウスを反応させる精密センサー
ロジクール史上最も精密なセンサーが搭載されており、安いマウスが反応してくれない面でもしっかりマウスポインタが動いてくれます。ガラス面、凸凹の壁、毛布の上など部屋中の面で試してみましたが、滑らかに正確に動くので感動しました。
また、トラッキングセンサーの上限が従来の4000dpiから8000dpiにアップグレードされており、Logi Options+のソフトウェアでトラッキング感度を細かく設定できます。
特徴2．クリック音、スクロール音がとにかく静か！
従来モデルよりクリックノイズを約90％カットしているということで、クリック音がかなり静かです。静かな場所で耳を近づけてみると、「カチッ」という高音ではなく、「コツッ」という低音がわずかに聞こえます。静かな場所でも周りを気にせず使えます。
スクロールホイールは無音に近いです。ステンレススチールのメタル感が高級感があります。
特徴3．素早く気持ち良いスクロール
MagSpeed電磁気スクロールは、物理的な摩擦ではなく、電磁石を用いた制御方式を採用しており、静音化だけでなく、スムーズで高速かつ正確なスクロール操作を実現しています。
スクロールホイールの後にあるボタンで ｢ラチェットモード｣ と｢フリースピンモード｣ の2種類のモードを切り替えることができます。
| ラチェットモード | ホイールを動かすと歯車がかみ合う時のようなガタガタ感の感触があり、細かいスクロール作業向きのモードです。 |
| フリースピンモード | ホイールが宙に浮いたように抵抗がなくなり、勢い良く回すと最大で1秒間に1,000行のスクロールが可能となります。感触も動作も滑らかで普段はこちらのモードがオススメです。 |
特徴4．急速充電、フル充電後は最長70日稼働
MX Master 3Sは、1分の急速充電で3時間使用することができます。フル充電後は最長70日（週5日・1日8時間の使用）稼働するので、頻繁に充電する必要がありません。最悪使用中に充電切れを起こしても、前側にコネクタがあるので有線マウスのような感覚で充電しながら使えます。
特徴5．最大3台のデバイスを瞬時に切り替え可能
Bluetoothまたは同梱のLogi Bolt USBレシーバーを使って、最大3台のデバイスとペアリングが可能です。底のボタンで接続先を瞬時に切り替えることができるので、複数のPCを同時に使用する人には便利な機能です。
特徴6．自分好みにカスタマイズできる
専用ソフトウェア「Logi Options+」を使って、以下の設定を自分好みにカスタマイズできます。
| ボタンの割り当て | 豊富なアクションから各ボタンに自由に割り当てが可能です。 |
| DPIの調整 | ポインタ速度を変更できます |
| スクロールホイールの速度／向き | こちらも速度を変更可能。MacとWindowsはスクロール向きが逆のため、慣れているほうに向きを変更できます。 |
| アプリ固有カスタマイズ | アプリごとに上記設定を変更できます。私は写真編集アプリのLightroomでボタンの割り当てをカスタマイズしているのですが、作業が捗って便利です。 |
マウスの動作と機能を最適化できる対象アプリは、Zoom、Teams、Word、Excel、PowerPoint、Edgeなど豊富に網羅されています。
1カ月使ってみた感想
前モデル同様、人間工学に基づいた手に馴染む設計になっています。MXシリーズのマウスは初めて使ったので最初は大きく感じて収まりに多少の違和感を感じましたが、数日使い続けたら、むしろ今まで使っていたマウスが小さくて使いにくく感じるくらいには慣れてしまいました。
マウスとしては重めですが、ポインタ速度を上げれば最小の動きでマウスポインタが画面の両端を行き来してくれるので、無駄に手を動かす必要がなくなりました。軽すぎるマウスは動かしたときにマウスが浮くので手首が疲れますが、「MX MASTER 3S」はどっしりと座って安定しています。
同じくキーボードもロジクールで揃えたので、Logi BoltのUSBレシーバー1つでマウスとキーボードを無線接続させています。Logi Boltは高セキュリティで安全な暗号化接続が可能です。
「Logicool Flow」という複数PCを1台のデバイスでシームレス操作できる機能もあるのですが、会社用PCと私用PCを同時使いすることはないので使っていません。MacとWindowsでも行き来できるので、2台以上のデバイスでファイルのやり取りをしたり、同時操作する方には便利な機能です。
一度使ったら他のマウスが使えなくなる高級ワイヤレスマウス
ガジェット好きからも太鼓判を押されるほどレビュー評価の高いロジクールのハイエンドモデルのワイヤレスマウス。正直、見た目の格好良さと高級感で選んだところもありましたが、自分好みにカスタマイズすると、今まで使っていたマウスは何だったのかと思うほど使いやすい、他の追随を許さない相棒マウスとなりました。
決して安くはないですが、その価値は十分にある見た目と機能性があります。ワイヤレスマウスの購入を検討している人にぜひオススメしたい商品です。
| オススメ度：★★★★★（5.0/5.0) created by Rinker Logicool(ロジクール) |
の静音ワイヤレスマウス「MX MASTER 3S」){kind=link}