JAPAN PORLEX(ジャパンポーレックス)

JAPAN PORLEX(ジャパンポーレックス)は、家庭用品を中心に自社で企画・開発した製品を、国内の自社工場で生産している日本の会社です。独自の特殊な成型方法による精巧な作りと使い勝手の良いセラミックを素材に用いているのが特徴。

 

コーヒーミルが壊れた

2017年〜2018年の1年間オランダに留学していた時に、Youtubeの影響でコーヒーを豆から淹れるようになりました。コーヒー豆を挽くために初めて購入したコーヒーミルがこのZASSENHAUS(ザッセンハウス)。1867年創業のドイツブランドで、コーヒーミルの最高峰とも言われています。

置き型のコーヒーミルが有名で2万円ほどするのですが、さすがに当時大学生の私には手が届かなかったので、4000円の手回し式のものを購入しました。豆の挽き具合は調整できない廉価版ミルとはいえ、粒のばらつきもなくしっかりコーヒー豆を挽けたので、3年間ほぼ毎日使ってきました。

 

しかし、このところコーヒー豆を挽く際にミルを回していると、フタの部分が浮いてきて豆が挽けないという状態になってしまいました。フタをカチッとはめてもまた浮いてくるので、中を見てみると、溝にはめる部分が削れてフタを固定できなくなっていました。3年間毎日使ったら削れてもしょうがないですね。使い物にならなくなったので、コーヒーミルを新調しました。

 

手回し or 電動

コーヒーミルは手回しと電動の大きく2種類あります。電動式のミルは素早く楽に大量のコーヒー豆を挽けるので魅力的です。いつか家族が増えたらKalita(カリタ)の電動コーヒーミル「ナイスカットG」を買おうと思っていますが、1〜2人でコーヒーを楽しむ分には手回し式のコーヒーミルで十分だと考え、今回は手動のミルの中から探しました。

また、時間を掛けて手でミルを回すのは面倒だと思う人も多いとは思いますが、意外とこの時間が楽しみで手回し式のほうが好きという方もいると思います。ゴリゴリと豆が挽かれる音と豆の香りを味わう数十秒は瞑想のように一日を始めるのに欠かせないルーティンです。

 

ポーレックス コーヒーミル2 ミニ

数あるコーヒーミルの中から「ポーレックス コーヒーミル2 ミニ」を購入しました。手回し式コーヒーミルといえばコレ!というくらいコーヒー好きに支持されているベストセラーです。

私が鹿児島県出身なので、Made in Kagoshimaというのも所有欲をかき立てる推しポイントです。

  • サイズ:直径5cm×高さ13.5cm
  • 重さ:約260g
  • 材質:セラミック、ステンレス、POM、鉄、PP、シリコーン
  • 原産国:日本(鹿児島県霧島市)

 

日本製ならではのこだわりが細部に散りばめられています。

 

持ち運びやすい大きさ

「ミニ」と付いているだけあって、アウトドアにもピッタリな持ち運びやすい大きさです。また、ハンドルを差し込んで収納できます。一度に挽ける豆の量は20g(約2杯分)ですので、1〜2人分には十分。

 

コーヒー豆の挽き具合が16段階で調整可能

16段階、1目盛平均37ミクロン単位でコーヒー豆の挽き具合が調整可能。エスプレッソ用の細挽き〜粗挽きまで細かく微調整できる手回し式ミルは珍しいです。

 

丈夫で風味を損なわないセラミック刃

セラミック刃を使用しているため、金属臭が無くコーヒー豆の風味を損なわずに挽くことができます。また、セラミック刃は摩耗しにくく、錆びないので長く愛用することができます。

 

手回し式でも挽きやすい

部品設計にもこだわり、回転力が安定していてなめらかな挽き心地です。安い手回し式コーヒーミルと比べても、短時間でコーヒー豆を挽くことができます。また、滑り止め兼用のハンドルホルダーが付属しているのでグリップ性も保証。

 

分解掃除・水洗い可能

分解掃除、水洗い可能なため、衛生的。購入したコーヒー豆を挽くときに古いコーヒーの粉が混じることがありません。

 

ポーレックスのコーヒーミルは通常サイズとミニサイズの2種類展開しています。通常サイズは30gまで豆を挽くことができます。値段は同じですが、通常サイズにはハンドルホルダーが別売りです。3人分の豆を挽く必要がないので、コンパクトさを取ってミニのほうを購入しました。

 

工具も必要なく、手で簡単に分解できます。

 

 

受缶を外し、内側のネジを締めた状態から左に回していくと「カチッカチッ」となるので、そのクリック数で粒度を調整します。

クリック数0〜3で細挽き、4〜7で中細挽き、8〜11で中挽き、12〜15で中粗挽き、16〜18が粗挽きです。私はハンドドリップでコーヒーを淹れるので、とりあえず中挽きのクリック数8にしています。好みや豆の挽き具合、コーヒーの淹れ方に合わせて微調整できるのが嬉しいですね。

 

14g入れるとこれくらい。20gは余裕で入りそうです。

 

クリック数8の中挽きでこのくらいの粒度。ムラはありません。

何より驚いたのが豆を挽く早さ。以前使っていたミルは14g挽くと約1分かかっていたのですが、このミルだと30秒もかかりません。

手回し式なので、浅煎りの豆だと少し力は要りますが、ハンドルと持ち手を両輪のように回すとスムーズに安定して挽くことができます。

 

底にはロゴと製造年月が刻印されています。

 

家でコーヒーを淹れるのが楽しくなるコーヒーミル

見た目、使用感ともに大満足です。電動式に比べて労力はかかりますが、手回しでコーヒー豆を挽くこともコーヒーを楽しむ過程の一つだと思っています。定価約7000円と高価ですが、プラスチック製の安いミルを買って失敗するくらいなら、これからコーヒーを自分で淹れようと考えている人にもこのミルをオススメします。

ぜひお気に入りのコーヒーミルで淹れる一杯を味わってみてください。

 

 

アマゾンでも取扱いがありますが、ポイントが付く楽天で購入するのがオススメです。私は下記ショップで購入しました。

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