アイルランド観光初日は首都ダブリンを観光して、賑やかな夜の中眠りにつきましたが、朝はカモメの鳴き声で起きました。
ハーフペニーブリッジ (Ha’penny Bridge)
朝は風も穏やかで水面に橋が写った写真が撮れました。
ジャイアンツ・コーズウェイ日帰りツアーに参加
今日から2日間はアイルランドの自然を巡る旅です。国際免許を持っていないので、ツアーで参戦します。この日はジャイアンツ・コーズウェイという世界遺産の石柱群を見る日帰りツアーです。基本的にはツアーは使わず個人で色々行くのが好きなのですが、アイルランドなどどうしても車でしか行けない観光スポットが多い国ではオプションツアーを利用していました。
私が今回利用したツアーは「世界遺産ジャイアンツ・コーズウェイ 日帰りツアー＜英語／ダブリン発＞by Extreme Ireland」
ホステルの近く、Molly Malone Statue（モリー・マローン像）に朝6時20分集合。ツアー案内人の方が出欠を取り、いざバスに乗り込みます。
バスは満席。
アイルランドは左側走行なので、景色を楽しみたい方は左の席がオススメです。
8:40 〜 9:00 サービスエリアで朝食 。通貨はポンド。カード使用可。
昨日は暑かったのですが、北アイルランドに向かっているからか、天気が悪いからか、この日は寒かったです。雨もよく降り、風も強いのでレインパーカー必須です。
運良く滞在中は大きな雨に見舞われませんでしたが、バスガイドさんいわく、アイルランドは風も強いから傘はあまり役に立たないらしいです。
若いお姉さんのバスガイドだったのですが、アイルランドの歴史について教えてくれるのでとても勉強になります。アイルランドとイギリス領の北アイルランドは左の車線の色で国境がわかります。アイルランドは黄色、北アイルランドは白色。
ザ・ダーク・ヘッジズ（The Dark Hedges）
10時15分〜10時25分
私が今回のツアーで一番来たかった場所。「ザ・ダーク・ヘッジズ（The Dark Hedges）」に到着しました。
海外人気ドラマのゲーム・オブ・スローンズのロケ地として有名です。大きなブナの原生林が立ち並びます。
写真好きにはたまりません。しかし、滞在時間は10分ほどしかないので、走りながら写真を撮りまくりました。
最近は人気観光スポットになってしまい、観光客が多いので幻想的な写真を撮るのは難しいです。
それでも見ることができて良かったです。
私がこのツアーに参加したのが2年前で、今、ツアーの内容を見るとこのダーク・ヘッジズは含まれていないようです。
もしかしたらその時のスケジュールに応じて寄ったり寄らなかったりするのかもしれません。
キャリック・ア・リード吊り橋（Carrick-A-Rede Rope Way）
次にやって来たのがキャリック・ア・リード吊り橋（Carrick-A-Rede Rope Way）と呼ばれる吊り橋です。
駐車場から20分ほど歩いて、海の景色を眺めながら吊り橋へ向かいます。
全長20メートル、高さ30メートルの吊り橋です。
一見、「短いな、これなら余裕で渡れそうだ」と思うのですが、これがかなりスリル満点のアトラクションなんです。
一度に渡れる人数も限られており、両端に係員さんがいます。地元の若者が風が強い日にこの吊り橋で遊んで命を落としたらしいです。
どんどん近づいていくと分かるのですが、
とにかく風がメチャクチャ強い！
海岸なので当たり前なのですが、そのおかげでたった20ｍがかなり怖いです。
めちゃくちゃ怖いです。それでも写真が撮りたくて、片手にカメラ、片手でスロープを握って風と恐怖に耐えながら、前の人に早く行って欲しいと思いながら渡りきりました。
景色がとても綺麗です。
帰りももちろん吊り橋を渡ります。前のお兄さんがセルフィーしながら渡ってて強者でした。
なかなかにスリリングで楽しい思い出になりました。
12時15分〜13時 昼食
近くのレストランで各々好きな物を頼んで食べます。（別料金）
ギネスパイ、ハンバーガー、野菜パスタ、コールスローサラダ、チキンサラダなど。
私は昨日ギネスパイを食べたのでハンバーガーを注文。各9ポンド
世界遺産ジャイアンツ・コーズウェー（Giant’s Causeway）
ジャイアンツ・コーズウェー（英: Giant’s Causeway, アイルランド語: Clochán an Aifir / Clochán na bhFomhórach）は、イギリス・北アイルランドにある、火山活動で生まれた4万もの石柱群が連なる地域。アントリム州ブッシュミルズの北2kmに位置する海岸線にある。1986年にユネスコの世界遺産に登録され、翌年には北アイルランド環境省 (the Department of the Environment for Northern Ireland) によって自然保護区に指定された。2005年には『ラジオ・タイムズ』誌 (Radio Times) の読者投票で、「イギリスの最も偉大な自然の驚異」ランキング第四位に選ばれている。ジャイアンツ・コーズウェーは、ナショナル・トラストによって管理されている。
13時15分〜14時50分 ジャイアンツコーズウェー
見どころの石柱群は下にあるので、駐車場から歩いて降りていきます。
2つ道があり、一つは下り道で所要時間25分の楽な道。もう一つは登り道で、高い崖からの景色を見ながら途中降りて行く道で所要時間35分。
もちろん写真が取りたい私としては高い崖からの写真を収めるべく少し早歩きで崖道を行きました。
途中、分かれ道があり、ジャイアンツコーズウェーか、赤い岩肌の岸壁を見に行く道があります。写真をじっくり撮りたい私はいつもツアーで時間が足りなくなるので、メインのコーズウェーへ。
赤い岩肌はここから少し見ただけで満足しました。
石柱群です。高さは様々で、数メートル〜数十メートルに及びます。
ジャイアンツ・コーズウェイの言い伝えと歴史
ジャイアンツ・コーズウェー（巨人の石道）の名は、アイルランドの伝説の巨人フィン・マックールに因む。伝説では、彼がスコットランドの巨人ベナンドナーと戦いに行くためにコーズウェーを作ったとされる。
6千万年前 に、ここ一帯が激しい火山活動にさらされ、高い流動性を持つ溶解した玄武岩が、チョーク質の地層に貫入し、広大な溶岩台地を形成した。溶岩は急速に冷却したので収縮作用が起こった。収縮は垂直方向には溶岩流の厚みを減らすだけで割れ目は形成しなかったが、水平方向では、ひび割れを生じた。広範囲にわたった割れ目は地質学で柱状節理と呼ばれ、現在見られる奇観を形成したのである。柱の天辺はさながら踏み石のように平らで、柱の付け根は断崖の下から伸びているが、下の方は海の下に沈んでいる。柱はほとんどが六角柱で、中には、四角、五角、七角、八角のものもある。最も高い柱は12mに達し、崖で凝固した溶岩には厚さ28mになるものもある。
写真を撮っていたらもう集合時間間際。
残り15分で行きの急な斜面と階段を登らなきゃいけない…
下道を通って帰れば、楽に早くたどり着けたのですが、焦っていたのと、知らない道を通ってもし別の場所に出て来たらもっと遅れると思ったので、走って来た道を帰りました。
ゼーハーゼーハー言いながら急な斜面と階段を登ります。まだ若くてよかった。ギリギリ間に合って事なきを得ました。
崖にそびえるダンルース城
帰りのバスの途中、崖にそびえるダンルース城という城跡を遠目から撮影させてくれました。
北アイルランドの「ベルファスト」観光
16時半〜17時半
北アイルランドの主要都市ベルファスト市内を自由行動で観光しました。
ベルファストについて調べていなかったので、市庁舎を見た後、あてもなくぶらぶら。
ベルファストはよく爆弾事件があるらしく、爆弾が爆発した回数が世界一のストリートやヨーロッパホテルという爆発が最も爆発したホテル、以前石油爆弾を投げ入れられて今は高いフェンスを設けてるベルファスト警察署など、なかなかの治安の悪さ笑。黄色のジャケットを着てる警備員が街に多かった印象です。
帰りのバスでは、Take me to the churchなどアイルランド音楽をかけながら帰りました。バスガイドさんもおっしゃっていましたが、アイルランドに来たらダブリンだけでなくアイルランドの自然を観光するのがオススメです。今回のバスガイドのルイズさんは美人で親切な素晴らしいバスガイドさんでした。
20時解散。
夕食：Fish Shack Cafe
シーフードを食べたかったのでシーフードが美味しいと評判のFish Shack Cafeへ。
ほぼ満員でしたが、一人分の席を作ってくれました。店員さんの接客が良い雰囲気でした。
ロブスターが100グラムからあり、注文しようとしましたが、今日は400グラムからしか作れないとのこと。
そこで、赤ワイン6.5ユーロとShrimp Piri Piri12ユーロを注文しました。
エビチリの洋風バージョン。すごい美味しかったです。
21時ホステル着
ホステルなので、同じ部屋に宿泊する人がいるのですが、その人達と談笑して就寝。
明日もツアーでモハーの断崖を見に行きます。
筆者が泊まった宿
Barnacles Hostel Dublin
|
アイルランドの宿泊
 | Booking.com |
| Hotels.com | |
| Expedia |
、キャリック・ア・リード吊り橋(Carrick-A-Rede Rope Way)の日帰りツアーに参加しました。){kind=link}