LCCを使ってダブリン空港へ

2017年6月。ヨーロッパに留学していた私はアイルランドへ一人旅に出かけました。

オランダのアイントホーフェン空港からアイルランドのダブリン空港へヨーロッパのLCC航空として有名な「Ryanair」を使って飛びました。なんとそのチケット代20ユーロ(約2400円)。日本じゃ考えられないくらい安いです。

LCCなので預け荷物にオプション料金がかかったり、狭い飛行機内など不便はありますが、私はバックパック1つを機内持ち込みで持って行ったので全く不満はありませんでした。ヨーロッパの格安バスFlixbusで散々残念な経験をしているので(実はここへ来る前もFlixbusで空港へ行く予定が、30分以上遅れたので電車で来ました…)、それに比べてとても快適でした。

1時間ほどで到着。空港からシャトルバスで市内へ行きます。Ryanairで航空券をオンライン決済する際に、バスの往復券も予約できました。 往復11ユーロ。

ダブリンは家のドアがカラフルに塗装されています。ペンキが大量に安く作られるようになった1970年代頃から、建物の統制に関する法律がまだ整備されていなかったアイルランドでは、住民が自由に思い思いの色でドアを塗ってしまったのだそうです。

 

映画「シング・ストリート」のロケ地

私は映画を好きでよく見るのですが、その中でもお気に入りの作品がここ、アイルランドのダブリンを舞台にした青春映画「Sing Street (シング・ストリート 未来へのうた)」です。

 

映画『シング・ストリート 未来へのうた』公式サイト

映画『シング・ストリート 未来へのうた』 |公式サイト


ラ・ラ・ランドをはじめ、有名ミュージカル映画や音楽映画を見てきましたが、それにも引けを取らない傑作です。一時期はサウンドトラックを聴きまくっていました。

ここは主人公が通っていた学校ロケ地です。そしてここが主人公とヒロインが出会った階段。

ロケ地巡りしてる人なんて自分一人だけでしたが、それでも満足。

 

聖パトリック大聖堂(Saint Patrick’s Cathedral Dublin)

その後、アイルランドで最大の教会である「聖パトリック大聖堂(Saint Patrick’s Cathedral Dublin)」を訪れました。ダブリンには国教会の大聖堂が2つあり、こちらは大きい方。

営業時間

3月〜10月月〜金 09:30 – 17:00
土   09:00 – 18:00
日   09:00 – 10:30 | 12:30 – 14:30 | 16:30 – 18:00
11月〜2月月〜金 09:30 – 17:00
土   09:00 – 17:00
日   09:00 – 10:30 | 12:30 – 14:30

入場料

大人8ユーロ
学生、65歳以上7ユーロ

 

ステンドグラスが美しいです。

 

外に出ると馬車が。わりと普通に道路を走っています。観光客用で、時々乗っているの見かけましたが、交通渋滞を起こしていてちょっと迷惑そうでした笑

 

クライストチャーチ大聖堂(Christ Church Cathedral)

ダブリンにある国教会の大聖堂の小さいほうがこのクライストチャーチ大聖堂。

連絡通路で繋がっているのは「Dublina」と呼ばれる博物館。バイキングや中世の歴史を学べます。

営業時間

3月、10月月〜土 09:30 – 18:00
日   12:30 – 15:15 | 16:30 – 18:00
4月〜9月月〜土 09:30 – 19:00
日   12:30 – 15:15 | 16:30 – 19:00
11月〜2月月〜土 09:30 – 17:00
日   12:30 – 15:15

入場料

大人7ユーロ
学生、60歳以上5.5ユーロ

 

 

赤煉瓦の街並みが素敵です。

 

ギネス・ストアハウス(Guinness Storehouse)

続いてやって来たのはギネス・ストアハウス。日本でも売っているギネスビールの工場です。

営業時間

12月24日〜26日以外毎日通常営業9:30 – 19:00 (最終入場 17:00)
7月、8月9:30 – 21:00 (最終入場 19:00)

入場料

大人18.5ユーロ〜
18歳以上の学生、65歳以上18.5ユーロ〜
13歳〜17歳16ユーロ

チケット購入方法

現地でも買えますが、公式サイトで事前に予約チケットを購入した方がスムーズです。

色々と謎の展示物が多いです。

 

自分でギネスビールを注いでみる

工場見学は個人で自由に見て回るのですが、チケットとともに2枚チップを渡されます。これと引き換えに作りたてのギネスビールを飲むことができます。私は1枚をこのバーで使いました。ここではギネスビールの注ぎ方を学んだ後、自分で注ぐことができます。

手前が私が注いだビール。なかなか上手くできました。

その後、最上階に上り、もう一杯。観光客で混んでいますが、工場の景色を360度見ることができます。ハイネケンもそうでしたが、やはり工場で飲むビールは格別な美味しさです。作りたてだからか、はたまた雰囲気が美味しく感じさせているのか。

デュッセルドルフで黒ビールっぽいアルトビールは飲みましたが、本物の黒ビールを飲んだのはこれが初めて。苦味があり、いつも飲むビールとはまた違った味でした。

 

ダブリン城

今日の観光のメインであるギネス・ストアハウスが終わったので、後は写真旅です。

 

 

ハーフペニーブリッジ (Ha’penny Bridge)

昔は小舟で通行していた川に、橋をかけ、通行料としてハーフペニーもらっていたことが名前の由来です。

 

ダブリンのシンボル「The Temple Bar」

ダブリンといえばパブ。常にライブ音楽を行っており、音楽とビールに酔いしれることができます。ここ「The Temple Bar」は最も有名なパブ。観光客で賑わっているので地元民は使いたがらないそうです。

 

夕食:The Lotts Cafe Bar

元々行く予定だった「The Brazen」というお店が満席のため、別日で訪れることにして今日は「The Lotts Cafe Bar」というバーとレストランが併設されているお店に来ました。

ギネスビールは飽きていたので、アップルサイダーを注文。
火曜日の本日のシェフのスペシャルメニュー「牛と野菜のパイとアイルランドのブラウンブレッド」を注文。 15ユーロ
煮込んでスープの中にある牛肉が柔らかくてとても美味しかったです。付け合わせのパンも美味。
ただ、芋も多いので少食の人にはきついかもしれません。

 

宿泊:Barnacles Hostel Dublin

一人旅だったので、Barnacles Hostel Dublinというホステルに宿泊しました。

ロケーションが神がかっていて、The Temple Barnのすぐ隣です。珈琲、パンなど軽い朝食付き。ホステルなので快適性は求めていません。3泊42ユーロ。

唯一良くない点が、The Temple Barなどパブの密集地に近いので、夜はうるさいです。いつもなら寝れない私なのですが、この日は「あぁ、パブのガヤガヤ声もダブリンぽくて趣があるな」などと余裕の気持ちで寝れました笑 他の2日間は疲れすぎてすぐ寝ました。ちなみに朝はビックリするほど静かです。

今日でアイルランドの首都、ダブリンはほとんど観光を終え、3日目の朝に美しい図書館「トリニティカレッジの図書館」を見るくらい。明日からは郊外に出て、アイルランドの自然を満喫します。ダブリンも良いですが、アイルランドの観光の醍醐味は自然なのでお楽しみに。

 

筆者が泊まった宿

Barnacles Hostel Dublin

 

アイルランドの宿泊

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