水の都ヴェネツィア観光3日目 鐘楼とブラーノ、ムラーノ島
水の都ヴェネツィア観光3日目 鐘楼とブラーノ、ムラーノ島
ヴェネチア観光3日目。2日目はサンマルコ広場を中心に本島を観光したので、3日目は前半に本島の鐘楼や聖堂を巡り、午後からブ.....

ベネチア空港で夜10時から朝5時まで空港泊を耐え抜きました。空港内はずっと明かりが付いていたので全く寝れず、気付いたら搭乗時間。朝5時40分のLCCでサントリーニ島へ飛びました。(146ユーロ)

いつも飛行機では景色を楽しむのですが、この時ばかりは体力の限界だったようで、座った瞬間寝落ちしていました。着陸の振動とともに起き、横を見たら小さな空港、サントリーニ空港へ着いていました。

空港の中はベルトコンベアーくらいでガランとしています。本当に観光地なのか疑うレベル。私たちはバックパックを持ち込んでいるだけなので、そのまま空港を出て、サントリーニ島で中心街のフィラへ向かうバスに乗車しました。(約2ユーロ)イアなど他の街へ行く場合も一度フィラまで行き、そこから乗り換えます。タクシーも使えますが、20ユーロくらいします。

 

空港⇄フィラのバスの時刻表

空港 → フィラフィラ → 空港
06:1005:30
06:4006:30
07:2007:10
09:1009:00
10:1010:00
11:1011:00
12:1012:00
13:1013:00
14:1014:00
16:4015:30
17:1017:00
18:1018:00
19:1019:00
20:1020:00
21:1021:00
22:2522:15
24:1524:00

※ 毎日運行していますが、冬のオフシーズンは便数が減るようなので注意
※ 乗車時間25分。
※ 予約はできません。ユーロ現金払いのみ。乗車するときに運転手にお金を払います。

 

フィラのバス停到着

フィラのバス停に到着しました。まずはホテルに荷物を預けに行きます。サントリーニ島は小さい島なので一つの街なら余裕で徒歩で歩き回れます。

 

1泊目:Anamnesis City Spa

宿泊代と交通費を極力抑えて旅したヨーロッパ1カ月旅行ですが、このサントリーニ島はバカンス目的で入れたので宿泊ホテルも大学生(当時)にしては豪華な場所にしました。結局このあと一日中写真撮影に夢中でこのホテルでは寝ただけです笑

朝食がバイキング形式でとても美味しいです。友人達もこの後の旅中でもここの朝食を惜しむくらい。6人で行ったのでファミリールームとダブルルームに泊まりました。ダブルルームのほうが快適で友人達の評判良かったです。

  • 立地◎:フィラのバス停に近い。
  • 朝食◎:美味しい
  • 値段◎:部屋にもよりますが、私が止まったときは1人9000円でした。観光地の中心地でこの価格は安いです。
  • 施設◎:プールがあります。
  • 評価◎:booking.comで9以上を取っています

Anamnesis City Spa

 

次サントリーニ島を訪れるとしたら、ベタな新婚旅行かもしれませんが、その時は個室プール付きの豪華な部屋でゆっくりバカンスしたいです。

 

Akrotiriへバスで移動:レッドビーチへ

フィラのバス停に戻り、レッドビーチに行くためにAkrotiri(アクロティリ)へバスで移動します。(2ユーロ)

サントリーニ島は夏が観光シーズン。夏場はほぼ晴れの日が続き、雲ひとつない快晴です。日焼け止めをしっかり付けることをオススメします。私はこの日、日焼け止めを付けずに1日歩き回ったせいで日焼けしました。

 

サントリーニ島は車道は普通ですが、歩道が狭いです。また、平坦な道は少なく、道はアップダウンの坂が多いです。

 

サントリーニ島の移動手段:バギー

観光客はバギーかバイクで島を移動しています。

サントリーニ島は公共交通機関が主要都市を結ぶバスしかありません。バスも頻繁に動いているわけでもなく、また、ビーチを訪るためにはバス停からそれなりの距離を歩かなくてはいけなかったりと不便です。そのため、多くの観光客は現地でバギーをレンタルします。バイクや車もありますが、サントリーニ島は舗装されている道は一部で、ビーチへの道は砂利道だったりするので安定していて小回りもきくバギーが人気です。ビーチに行く人、島を上から下まで効率良く観光したい人はバギーをレンタルすることをオススメします。※国際免許が必要

私は国際免許を持っていなかったので、ひたすら灼熱の中歩きました。ヨーロッパ1カ月旅行中は毎日10km以上は余裕で歩いていたので平気だと思ったのですが…この後熱中症になりかけます。

 

サントリーニ島の見どころ①:レッドビーチ

サントリーニ島には有名なビーチが3つあり、それぞれ岸壁の色に合わせて「レッドビーチ」「ホワイトビーチ」「ブラックビーチ」と名前が付いています。

当初の予定では、Akrotiriouという場所でボートに乗り、レッドビーチ、ホワイトビーチ、ブラックビーチを見て回るツアーに参加する予定だったのですが、この日はボート出てないらしく、このレッドビーチを間近に見て、ブラックビーチは遠目から見れただけでした。ホワイトビーチは徒歩では無理でした…。

船でバカンスしている人たちもいます。これが海外のリア充です。

バス停から歩いて20分くらいでレッドビーチが見える岸壁に着きました。

レッドビーチ

これがレッドビーチです。見ての通り岸壁や砂が赤く染まっており、透き通る青い海と対照的です。

今回のサントリーニ島の目的は写真撮影だったため、パノラマ的に全体の写真を撮って退散。

 

昼食:Melina’s Tavern

レッドビーチの近くに「The Cave of Nikolas」というお店があり、ランチに目星を付けていたのですが、The Cave of Nikolasに入ったつもりが別の店に座ってしまいました。3件ほど海岸に店が繋がっており、The Cave of Nikolasは手前にあり、自分は間違えて奥の店に座ってしまいました。

メニューを見てから気付いたのですが、「別にいいか」と気にせずそのままそのお店「Melina’s Tavern」で食べることにしました。

真横が海なので涼しい風が吹いています。大きな石の砂利浜があり、波が引くたびに「サラサラー」と音がして雰囲気の良い場所でした。

オレンジジュース:果肉が入ってて美味しい。 4.5ユーロ
エビのサガナギ :16ユーロ
パン:付け合わせサービス

観光地価格ですが、サントリーニ島ではケチらないと決めていたので問題なし。美味しかったです。

 

Kambia beach

次に向かったのがKambia beachというこれまたビーチです。泳ぐわけではないのに写真を撮るためにビーチに行く変人です。サントリーニ島は2泊3日で2日間まるまる観光するので、1日目の今日は島の半分から下部分をまわります。下半分の見どころがビーチばかりなのでこうなりました。

ここからひたすら歩きます。地中海のため、湿度が高い日本の蒸し暑さはないですが、純粋に直射日光とカラカラの大地とコンクリートが暑いです。500mlの水ペットボトルを1本持って行きましたが、すぐ飲みほしてしまいました。サントリーニ島は街中ならいくらでも歩いても苦ではないのですが、街以外の道は地獄です。オススメしません。

景色は綺麗なのでどうにか写真を撮りながら気力を保ちました。

徒歩で移動している人がいないので、すごく目立ちます。歩道は車道に引かれた線のみ。バギーや車が通るたびに「なんで歩いてるんだこの人」という目で見られます。

ひたすらアップダウンの坂道なのもきついです。上の写真のアクロティリの町までは景色が綺麗で楽しめましたが、Kambia beachに行く途中から殺風景になってきて、暑さでヘトヘトになりながら歩きました。(これが原因で次の日の夜に熱中症になりかけます)

こんな感じでひたすら砂利道です。バギーが砂をまき散らして颯爽と通る中、1人徒歩で歩く。サントリーニ島へ観光に来た人でこんなことしたのは自分くらいじゃないでしょうか。

そんなこんなでやっとKambia beachに着きました。

が、思っていたよりも殺風景なビーチでガッカリ。まともな写真もほとんど撮れず、売店でファンタグレープみたいなジュースを飲んで水分補給したのち、来た道を戻りました。

同じ風景なので帰りは写真を撮っていません。カメラも熱くなって壊れるんじゃないかと心配して日に当てないようにしました。バカンスに来たはずなのに、初日前半のサントリーニ島は地獄の思い出笑

 

フィラを観光

なんとかバス停まで戻り、バスでフィラへ帰りました。16時30分になり、ホテルにチェックインできるようになったので、一旦荷物を部屋へ入れ、休憩した後、ついにフィラの街へ出かけます。

海に浮かんで見えるのは火山(カルデラ)の島です。サントリーニ島からカルデラまで船で行くツアーもあります。

「あぁ、これこれ。これが撮りたかったんだよ」と思わず言ってしまう美しい景色。白い建物と青い海。これぞサントリーニ島です。今までの殺風景は何だったんだ…。疲れを忘れて夢中で撮影します。

これがフィラの街です。サントリーニ島といえばイアの青いドームと風車の景色が定番ですが、フィラもなかなか良かったです。

サントリーニ島は夕焼けが世界一美しいと言われています。

夕焼け、夕暮れの夜景を逃すわけにはいかないので、休憩もほどほどにまずは早めの夕食を食べに街に繰り出します。

 

夕食:Volcano Blue

18時。サマータイムもあり、まだ太陽が高いので、早めに夕食を取ります。 この時間はガラガラです。やはり観光客は夕焼け〜夜のロマンチックな時間帯にレストランのテラス席で夕食を取るそうで、20時以降だと予約で満席らしいです。

早すぎてお客さんは自分含めて2人でしたが、そのおかげで景色が良い2階のテラス席に座ることができました。

爽やかなお兄さんが対応してくれました。サントリーニ島は白ワインが有名なので、グラスで白ワインのオススメを注文。絶景に白ワインとこれぞ贅沢といった感じ。

メイン料理はスモークサーモンのレモンクリームフェットチーネ。値段は記録し忘れましたが、20ユーロくらいだったかな?

 

フィラ、Firostefaniの街を散策

お腹を満たして撮影準備万端。まだ夕暮れまで時間があったので、フィラとその上にあるFirostefaniという街まで歩いてみました。

サントリーニ島はロバタクシーが有名で、2日目に体験するのですが、そのロバとすれ違いました。ロバが歩く度に道端にフンを落としながら通り過ぎるので強烈です。結構道端にフンが落ちてます。

上まで登ってみると、フィラの景色を一望できる場所に来ました。青いドームではないですが、黄色いドームがあります。

海に目を向けると、太陽が少しずつ沈んできていました。太陽に照らされる海が美しい。

 

フィラの青いドームと3つの鐘

サントリーニ島のアイコンといえば、青いドームと鐘!!

イアが青いドームで有名ですが、フィラにもあります。

美しすぎました。ちゅうど夕方になり、柔らかい太陽の光に包まれ、幻想的な景色でした。ヨットみたいな小型船がポツンと進んでいて、良いタイミングで撮れました。感無量。

 

まだまだ先がありましたが、これ以上行くとフィラの夕焼けを撮れないので引き返します。

アクセサリーを売る少年

 

フィラの夕焼け

日が落ち、夕暮れになりました。オレンジ色の光でフィラの街が包まれます。この写真に写っている大型船は、ギリシャの各離島と本島を結ぶ船です。飛行機以外ではこの大型船がサントリーニ島へ来る主な交通手段です。私も3日目にサントリーニ島からギリシャの首都アテネへ移動する際に大型フェリーを利用しました。

夕暮れになると観光客で道が混みます。みんな世界一美しいと呼ばれる夕日を見るために外に出てきます。

サントリーニ島の世界一美しい夕日は2日目のイアで撮ることにして、この日は夕日に照らされるフィラの街を撮影しました。

日の入りを大勢の観光客が見守る中、ついに太陽が沈み、みんな拍手喝采。明日のイアでの夕焼けが世界一美しいと称されているらしいですが、フィラでも十分今まで見た夕焼け、日の入りで一番でした。明日の期待が高まります。

オレンジ色から紫色に空が移り変わっていき、どんどん幻想的な雰囲気に。シャッターを押す指が止まりません。サントリーニ島は昼、夕方、夜、それぞれ表情が変わるので、同じ場所で撮っても飽きないです。

月とカルデラとフェリー。お気に入りの1枚が撮れました。

 

フィラの夜景

日が沈み、フィラがライトアップされました。夜景も綺麗です。

写真熱のおかげでまだまだ歩き回れそうでしたが、空港泊からほとんど寝ずに灼熱地獄を歩いたので、さすがにホテルへ戻りました。明日のイアが本命なので、朝からの活動のためにもゆっくり寝ます。

筆者が泊まった宿(今回は豪華)

Anamnesis City Spa

 

サントリーニ島の宿泊

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