APROZ(アプロス)
APROZ(アプロス)は、昔ながらの小さな工場が残る職人の街・東京都荒川区の工場から生まれた日本の照明ブランド。製品企画からデザイン、生産、検査、品質管理、出荷作業まで、一貫して自社で行っています。ブランド名には、最初(A)から最後(Z)まで、プロ(PRO)として実直にものづくりを行うという思いが込められています。
【レビュー】APROZ(アプロス)|布製シェードのフロアランプ「HEMPLEN/F(ヘンプレン)」
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部屋の雰囲気作りに欠かせない照明。無機質な光を散乱させる天井照明の代わりに間接照明を取り入れると、光の強弱や温度感を出して部屋を演出してくれます。
デスクライト、ベッドライトだけでは部屋全体を照らすには足りなかったため、フロアランプを探して見つけたのがAPROZ(アプロス)の「HEMPLEN/F(ヘンプレン)」でした。
支柱とシェード・土台が2つの段ボールで届きます。組み立ては5分程度で簡単にできます。付属の六角レンチで土台に支柱を固定し、シェードを被せてネジで固定します。
白熱電球が付属してきますが、明かりの強さや色温度を自由にコントロールしたかったので、デスクライトでも愛用しているフィリップスのhueのホワイトグラデーションLED電球を別で購入して取り付けました。
白熱電球よりもLEDのほうが電気代が安く、熱くなりにくいので電球は付属品から替えることをオススメします。hueライトはbluetoothに繋げてワンタッチで照明のオンオフ、お気に入りの色温度へのスイッチが可能です。
ホテルでよく見かける円柱型のシェードのフロアランプ。シェードが大きく、明かりが灯っていない時もインテリアとしての存在感があります。
綿と麻を織り交ぜた布製シェード。光を反射せずにうっすら透過させるので、横方向に柔らかい光を放ちます。消灯時も温かみのある表情を見せてくれます。
私はスマホで操作しているので使っていませんが、紐式スイッチが付いています。真鍮製で高級感があり、良いアクセントになっています。
支柱は無垢ウォールナット。高級感と温かみがあります。残念ながら1本物ではなく、3本を繋げているのでつなぎ目があります。組み立てた後に写真のようにつなぎ目がズレていたので、軽く押して凹凸がないよう真っ直ぐに調整しました。近くで見ない限りつなぎ目は見えないので、この価格であれば妥当かなと思います。
ソファの横に置きました。高さ135cmで、ソファに座っている時に頭や体が当たらないちょうど良い高さです。
シェードが付いていない上下から照らし、横は柔らかい光が漏れ出ます。
シェードのサイズは直径40cm。電球とシェードの距離が広めなので、同じワット数の電球を使った他の照明と比べると、光が柔らかいのが特徴です。
唯一気になったのがシェードのつなぎ目処理が目立つこと。裏側から見ると糊付けされているのが分かります。夜に光が当たるとつなぎ目が目立つので、見えない壁側にもってきています。
細かいつくりで気になる点はありましたが、全体的なデザインと使い心地は気に入っています。これ以外のフロアライトで欲しいと思ったものは20万円以上したので、日本製で天然素材を使っていることを考慮すると、5万円以内で抑えているAPROZ(アプロス)の「HEMPLEN/F(ヘンプレン)」は良い買い物でした。
オススメ度:★★★★☆(4.0/5.0) |