ヴェネチア観光3日目。2日目はサンマルコ広場を中心に本島を観光したので、3日目は前半に本島の鐘楼や聖堂を巡り、午後からブラーノ島、ムラーノ島を訪れます。
朝のヴェネツィア
友人たちがまだ寝ている午前8時前に宿を出発し、人の少ない静かなヴェネツィアを写真に収めます。
昼間は人が混みすぎてまともに撮影できないため息橋も、朝ならじっくり撮影できました。写真において光は大切なので、映える写真を撮る意味でも朝焼け、夕焼けの時間帯が一番好きです。
サンマルコ広場の鐘楼を登る
昨日登っていないこのサンマルコ広場の鐘楼に営業開始とともに登ります。
営業時間
4月1日〜15日 | 9:00 〜 17:30 (最終 16:45) |
4月16日〜9月30日 | 8:30 〜 21:00 (最終 20:45) |
10月1日〜27日 | 9:30 〜 18:00 (最終 17:45) |
10月28日〜3月31日 | 9:30 〜 16:45 (最終 16:30) |
入場料
大人 | 8ユーロ |
6〜18歳 | 4ユーロ |
5歳以下 | 無料(保護者同伴) |
エレベーターで上へ上がれます。
朝の柔らかく温かい光がヴェネツィアのオレンジ色の屋根を照らします。
ちょうど9時になり、真上にあった鐘楼の鐘が鳴りました。かなり近くで鳴ってるのでものすごくうるさいです笑
360度見れるのでいろんな角度からヴェネツィア本島の景色をパノラマビューで見ることができます。
網で囲まれているので、網の穴からレンズを覗かせて撮影します。
ヴェネツィアを訪れたらぜひこの鐘楼からの景色を見て欲しいです。朝早い時間か夕方がオススメです。
宿に戻る途中に素敵なウェディングフォトの撮影現場に出会いました。
友人達を起こし、チェックアウトします。
カラメルシュークリームが美味しいお店があるという情報を調べていたので、まずはそのお店へ向かいます。
こちらゴンドラの料金です。最大5人まで乗れたはずです。この時は6人いたのでゴンドラに乗るのは断念しました。
Tonolo:カラメルシュークリーム
Tonolo Pastryというお店のカラメルシュークリームをいただきます。1.1ユーロ
外はパリパリのカラメルソース、中はシュークリームのようなクリームが入っています。イタリアはジェラートといいデザートが美味しいですね。
サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂
お腹を満たした後は、外観を何回も撮影したサンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂の内部を見学しました。
17世紀のペスト流行中、聖母マリアに捧げるために建てられた教会で、大きな丸屋根と白一色の八角形が印象的。ドーム部分は聖マリアの王冠を、聖堂の内部は子宮を表現するなど、聖マリアを教会全体で表現しています。
外に出て、そのまま先のほうまで行って写真撮影。
歩いて水上バスの停留所へ
サン・ジョルジョ・マッジョーレ聖堂
海に浮かぶサン・ジョルジョ・マッジョーレ聖堂へやって来ました。内部を見学します。(無料)
サン・ジョルジョ・マッジョーレ聖堂の鐘楼に登る
聖堂の奥に鐘楼へ登る入口があります。受付で入場料を支払い、エレベーターで上へ。
営業時間
5月〜9月 | 9:30〜18:30 |
日曜:8:30〜11:00、14:30〜18:30 | |
10月〜4月 | 9:30〜日の入り |
日曜:8:30〜11:00、14:30〜日の入り |
入場料
大人 | 6ユーロ |
25歳以下の学生 | 4ユーロ |
幾何学模様の迷路の庭もあります。
ここから見るサンマルコ広場と鐘楼、ドゥカーレ宮殿も良い景色です。
サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂と本当を見守る何かの像たち。
サンマルコ広場の鐘楼とともに、ヴェネツィアを訪れたらぜひ登って欲しい鐘楼です。
本島へ戻り、そのままブラーノ島へ水上バスで向かいます。本島で乗る小さい船とは違い、大きな船ですが、これもローリングヴェニスカードで乗ることができます。
ブラーノ島
まずは腹ごしらえ。水上バスの停留所に近いお店でパパッと食べます。ムニエル。ジュースと一緒に食べて20ユーロ。観光地価格ですね。
大型水上バスも便数が多いわけではないので、ムラーノ島も訪れて本島へ帰ることを考えて、ブラーノ島の滞在時間はわずか25分。写真をできるだけ撮りまくります。思ったより島は小さいので20分で回れます。
ヴェネツィアきってのインスタ映えの聖地。カラフルな建物が建ち並びます。
家の色は霧のなかでも漁にでた漁師がどこが自分の家か判別できる様に色付けされたのだとか。
現在では、この外壁の色の変更はヴェネチア市当局の許可が必要であり、上記の由来ゆえに隣家とは別な色で塗られなければならない。
人の家ですが、干してあるタオルまで家の色に合わせているあたり意識しているのでしょうか。
ブラーノ島の斜塔です。
粘土層の地盤と砂の層という重い構築物には不向きな地質からヴェネツィア周辺には傾いだ塔がいくつもあるが、その中のひとつが15世紀に建造されたサン・マルティーノ教会の鐘塔である。高さ31メートルの鐘塔の重量は1600トンあり、上端は垂直の位置に対して1.8メートル西にずれている。過去には危険なために取り壊しも検討されたが、1965年に地盤を支える基礎工事が行われて以来、傾斜の進行は止まったとされている。
ムラーノ島
ガラスの工芸品で有名な島です。島の景色はいたって普通の建物が並んでいるだけですが、ショーウィンドーにガラスで作られた工芸品が並び、職人さんが作っている現場も見ることができます。
何か有名なオブジェ。
ブラーノ島に比べると地味で見るものが少ない印象を抱きますが、時間があれば訪れてみてください。ガラスの工芸品はお土産にも最適。価格も安いものもたくさんありました。
さて、時間通りに大型水上バスに乗り、本島へ戻ります。
I tee Mercanti:ティラミス
ティラミスが美味しいとネットに書いてあったお店でおやつタイム。
アイスコーヒーとティラミス。店内は冷房が効いてて涼しいです。ティラミスも下のクリームが濃厚でラム酒の本格的な風味もする大人の味でした。(2年前の記憶であやふやですが…)
夕暮れ時になったので、最後の最後にアカデミア橋で撮影しに走ります。
19時。ヴェネツィアの夕暮れ時もため息が出るほど綺麗です。
三脚を立てましたが、木造の橋なので歩行者の振動で揺れてぶれます。
適当に夕食を食べてバスで空港へ。もちろんこれもローリングヴェニスカードで行けます。本当にお得で便利。空港に着いたらそのまま空港泊。LCCを使うので変な時間の便なんです。ボロボロで疲れていましたが、朝の5時まで耐えます。こんな旅も当時大学生だったからこそできたこと。若いって良いですね。
そして次の目的地はあのサントリーニ島!!
新婚旅行の定番で日本でも有名ですね。白い建物に美しい夕日。サントリーニ島では今までケチっていた大学生旅から少しリッチにバカンスします。贅沢に2泊3日で息をのむ美しい景色も写真に収めましたのでお楽しみに。
筆者が泊まった宿(今回はちょっと豪華)
ヴェネツィアは人気観光地なので宿の予約は早めがオススメ。1カ月前に取ろうとしたら安い宿は埋まっていたので、2泊で1人75ユーロの2階建て豪華アパートに泊まりました。立地も最高でした。
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