土屋鞄製造所

1965年にランドセルづくりから始まった日本のレザーグッズブランド。大人向けランドセルの火付け役にもなり、今も高級ランドセルブランドとして高い知名度を誇ります。2000年ごろから大人向けの革製品の製造を開始し、人気に伴い店舗数を拡大しています。

 

メイドインジャパン

商品の企画から販売まで一貫してメイドインジャパン。レザーの素材にこだわったシンプルかつ上品なデザインも人気の理由の一つです。

土屋鞄製造所

鞄職人の確かな手仕事で仕立てる、上質なレザーアイテム

 

商品の写真、カタログが洗練された雰囲気で、個人的にブランドPRが上手いブランドだと感じています。ぜひ製品一つ一つの写真にこだわった公式サイトやインスタグラムもチェックしてみてください。

 

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【購入レビュー】ナチューラ ヌメ革 ファスナーペンケース

ペンを出すたび愛着が増す、幅広いシーンで使えるシンプルな形。

バッグの中にスッと収まり、革の上質感が素直に伝わってくるスマートでシンプルな形。気軽に持ち歩け、手に取るだけでも楽しくなるペンケースです。素材の「ヌメ革」は自然で素朴な風合いと香り、そして滑らかな手触りが魅力。そんな革を継ぎ目なしで使って仕立てた丸底のフォルムは、ずっと撫でていたくなる気持ち良い握り心地です。無駄な装飾のないシンプルなデザインは「ヌメ革」の上質感を引き立て、年齢や性別、オン/オフ問わずに使用可能。手にするたび色艶が深まってくるので飽きることなく永く愛用でき、色違いで揃えたくなるペンケースです。(土屋鞄

就職活動を終えて、社会人になる前に、ちょうどバッグや靴などの革製品を揃えだした頃に、エイジング(経年変化)を楽しみながら長く愛用できるレザーペンケースを探していました。海外ブランドも見ましたが、土屋鞄のペンケースはシンプルなデザイン手頃な価格設定が魅力的で購入を決意しました。

私が目を付けていた海外ブランドのペンケースは2万円前後のものが多く、その中では比較的安価でした。

 

人気商品で常に売り切れ状態だった

2018年12月〜1月頃はクリスマス時期ということもあり、このペンケースが常に売り切れ状態でした。現在まで徐々に価格が上がっているのも、需要と供給のバランスを保つためでしょう。

私は当初、「チョコ」が欲しかったのですが、なかなか入荷せず、在庫があったのが「ブラウン」と「オーク」でした。自分が持っている物が暗い色のものが多かったので、たまには明るい色をとブラウンを購入しました。

 

滑らかな手ざわりのヌメ革

愛用のペンをしっかりと包む、10年20年と使い込める丈夫な「ヌメ革」。

ヌメ革とは、植物の渋の成分でもあるタンニンで鞣された、素朴な仕上げの革。ナチュラルで上質感の高い風合、牛の傷やシワ・血管や毛穴の痕などの自然な表情、素朴な革の匂い、温かな手触りを持つ最も革らしい革です。使い始めは固いですが徐々に柔らかく馴染み、使いこむほど色艶が深みを増して、非常に味わい深い風合に変わります。丁寧に使えば長年の愛用に応えてくれる、革好きに高い人気を誇る革素材です。(土屋鞄

 

8カ月使ってみた感想

記事冒頭の写真が購入当時の写真(2018年1月)。そして上の写真が8カ月使ってみた後の写真です。専用の箱もL字のロゴが入っていて高級感がありました。

 

 

サイズ、重さ、素材

  • 外寸=縦5.2×横19.7×厚み3.1cm
  • 重さ 約70g
  • 素材
    本体=ヌメ革(本牛革)
    金具=ゴールド
  • L字のファスナーによる開閉仕様
とても軽く、必要最低限の収納力。革の手に吸い付くしっとりとした滑らかさを感じます。自立するのもポイントが高いです。

精密なステッチとYKKのジッパー。

 

内側のファスナーどめ部分には土屋鞄のロゴマークがさりげなくあります。

 

収納力

定規1本、消しゴム1個、ペン4〜5本。あまり入れ過ぎてパンパンにすると型崩れしそうなので、余裕を持たせて最低限のものしか入れていません。

 

革のキメ細かさ

近くで見ると細かいシワや毛穴が見えます。初めは均一で表面も綺麗ですが、8カ月も使うと薄いシワや傷跡が良い感じになってきました。しっかりクリームでケアしてあげると傷跡やシワも目立たなくなります。

 

購入すると付いてくるガイドブック。革の製造過程、革の個体差について、ケア方法について丁寧に説明されています。

 

 

レザーペンケースのメンテナンス、ケアの仕方

良いモノを長く使うためにはケアを怠ってはいけません。

 

必要な物

  • 馬毛ブラシ:埃や塵を落とします。小さいものでOK
  • デリケートクリーム:公式も推奨している「コロニル 1909 シュプリームクリームデラックス 」がおすすめです。補色したい場合は色付きのものを使います。
  • 布:綿やネル生地を使用。使わなくなったシャツなど。

 

ブラッシングで埃落とし

まずは馬毛ブラシでブラッシング。埃や塵を落とします。ファスナー部分や底の溝など埃が溜まりやすい部分を入念にブラッシング。これだけでも革にツヤが出てピカピカします。

基本的にやりませんが、ブラッシングで落ちないシミや汚れが付いたらレザークリーナーを使って優しくふき取ります。

 

デリケートクリームで革を保湿

潤いや油脂分を失った革を放置すると、色あせたりボロボロに傷つきやすくなります。乾燥した革をオイルケアしてあげることで、革がしっとりとし、ツヤを増して見た目がかなり良くなります。エイジング(経年変化)も綺麗に仕上がります。

革の表面を触ってみて、乾燥していたら手入れどき。このペンケースについては月1くらいでケアしています。

 

指に綿生地を巻いて、クリームを少量付け、革に優しく塗り込んでいきます。弧を描くように。細かいところまでしっかり保湿します。革の保湿具合を確かめるために指で塗っても問題ありません。塗り終わったら少し時間をおきます。

 

乾拭き

革にクリームが残っている状態だと、埃や塵が付きやすくなるのでしっかり余ったクリームを乾拭きして取り除きます。乾拭きすることで革に艶が出て光輝きます。

月1のケアをしながら8カ月。新品の時は硬かった革が手に馴染むくらいに少し柔らかく、表面も色が濃くなって渋くなりました。色あせてきたら色付きクリームを入れて自分の好みの色に仕上げていきたいと思います。

 

自分用にもプレゼントにもオススメなレザーペンケース

「ナチューラ ヌメ革 ファスナーペンケース」はビジネスシーンにはもちろん、大切な人へのプレゼントにもピッタリ。クリスマスシーズンに在庫切れになるのもうなずけます。

コンパクトなのでカバンにも縦入れでスペースを取りません。一枚仕立てのヌメ革をぐるりと巻いた底の曲線が、手に取りやすく、つい撫でたくなります。丁寧に長く使っていきたい私の一生モノです。

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