ポルトガル|首都リスボンを1日観光。写真スポット巡り
ポルトガル|首都リスボンを1日観光。写真スポット巡り
2017年8月。ヨーロッパ周遊旅行25日目の夕刻。チューリッヒ国際空港からVueling航空でリスボンへ飛んできました。.....

2017年8月。ヨーロッパ周遊旅行27日目。

ポルトガル|首都リスボンを1日観光。写真スポット巡り

ホステルで朝食を済ませ、9時に出発。この日はリスボンから日帰りで訪れることができるシントラという街とユーラシア最西端のロカ岬を目指します。

宮殿群や城跡を含むシントラの文化財は、「シントラの文化的景観」として、ユネスコの世界遺産に登録されています。

ポルトガル|世界遺産シントラとユーラシア大陸最西端のロカ岬を巡る写真旅

リスボンのロシオ駅で「シントラ周遊パス Bihete Train & Bus」を購入。当時の価格で15.5ユーロ(カード発行料込み)。

  • リスボン中心部(ロシオ駅、オリエンテ駅)からシントラ駅、カスカイス駅の鉄道往復
  • シントラ周遊バス(434番、435番)
  • シントラ-ロカ岬、カスカイス-ロカ岬のバス(403番)

上記の公共交通機関に乗ることができます。

Sintra行きの電車に乗車。金曜日でしたが、バケーション期間のためか満席でした。仕方なく立ち乗りで約40分。

 

10時20分頃にシントラ駅に到着。

駅の近くにバス停があり、434番バスはシントラ宮殿・ペーナ宮殿・ムーアの城壁を周遊し、435番バスはレガレイラ宮殿に行きます。

シントラ周遊バスの434番でペーナ宮殿へ向かったのですが、バスが30分遅れでした。この辺りは道が狭く、人が道を行き来したり乗用車で観光に来る人も多いため、目的地まで時間がかかったようです。

 

ペーナ宮殿

ポルトガル|世界遺産シントラとユーラシア大陸最西端のロカ岬を巡る写真旅

最初に訪れたのはペーナ国立宮殿 (Palácio Nacional da Pena)。19世紀ロマン主義を象徴する建築で、国の文化財となっています。

バス停近くの入口でペーナ宮殿のチケットを購入。混んでいるのか、ペーナ宮殿内部は2時間待ちを宣告されました。迷った挙句とりあえず並んでみることに。結果、約40分待ちました。

 

ポルトガル|世界遺産シントラとユーラシア大陸最西端のロカ岬を巡る写真旅
晩餐の間

宮殿内部には皇族が使っていたとされる晩餐の間や寝室等がありますが、正直あまり見応えはないので、時間が無ければ列に並ばず、城壁を周りながら宮殿の外観を楽しむのが良いと思います。

 

ポルトガル|世界遺産シントラとユーラシア大陸最西端のロカ岬を巡る写真旅

ギリシャ神話の海王ポセイドンの息子トリトンの像

 

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赤、黄、青などカラフルな外観が特徴的。

 

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シントラの街を一望できる山の頂上にそびえ立っているので周りの景色も綺麗です。

 

 

昼食:A Pendoa

バスでシントラ駅まで戻り、「A Pendoa」というお店で昼食。魚のコロッケ(7.5ユーロ)とアイスティー1ユーロ。現在はお店が変わって「Becco de Sintra」というレストランになっているようです。

 

 

シントラ国立宮殿

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シントラ国立宮殿 (Palácio Nacional de Sintra)は、15世紀初頭から19世紀後半にかけてポルトガル王家が住んでいた中世の王宮。有料で内部見学もできますが、外観だけ見て、次の目的地のレガレイラ宮殿へ徒歩で移動。

 

 

レガレイラ宮殿

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レガレイラ宮殿は、12世紀にポルトガルの王族の別邸として建築された宮殿。1840年にこの宮殿を買い取ったレガレイラ男爵が現在の名前の由来になっています。1904年に大富豪アントニオ・カルヴァーリョ・モンテイロが所有し、イタリアの建築家ルイジ・マニーニの手で改修されました。

所有者の時代ごとにゴシック、ルネサンス、マヌエルなどが組み合わさり、秘密の屋敷のような雰囲気になっています。

ペーナ宮殿よりもすいていて、チケットは15分ほど並んで購入できました。

 

ポルトガル|世界遺産シントラとユーラシア大陸最西端のロカ岬を巡る写真旅

レガレイラ宮殿は宮殿本体よりも庭園のほうがはるかに広く、見どころです。

 

庭園にはいくつか石造りの塔があり、登ることもできます。

 

アントニオ・カルヴァーリョ・モンテイロは秘密結社に所属していたとされており、建物には不思議なシンボルがあったり、庭園には螺旋階段、池、飛び石、井戸、秘密の通路のような洞窟などなど様々なカラクリが仕掛けられています。

 

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フォトスポットとしてはもちろん、冒険者になった気分で子供から大人まで楽しめます。

 

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ドラクエのような場所、魔宮なんて呼ばれたりしているそうですが、本当にワクワク楽しめます。

 

ポルトガル|世界遺産シントラとユーラシア大陸最西端のロカ岬を巡る写真旅

ポルトガル|世界遺産シントラとユーラシア大陸最西端のロカ岬を巡る写真旅

シントラで一番オススメの観光スポットです。

 

 

おやつ:CASA PIRiquita

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写真はロカ岬で撮ったもの

徒歩でシントラ駅まで戻る途中、CASA PIRiquitaという洋菓子店でエッグタルトとシントラの郷土菓子「トラヴェセイロ(Travesseiro)」を買いました。

 

ロカ岬

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シントラ駅から403番のバスでユーラシア最西端のロカ岬へ移動。目の前に大西洋が広がります。

 

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17時頃でしたが夏ということもあってまだまだ明るいです。灯台以外は何もないので歩きながら水平線を眺めます。

 

ポルトガル|世界遺産シントラとユーラシア大陸最西端のロカ岬を巡る写真旅

サントリーニ島での夕日は別格でしたが、ロカ岬で見る水平線も美しかったです。

 

ポルトガル|世界遺産シントラとユーラシア大陸最西端のロカ岬を巡る写真旅

 

バスでシントラ駅まで戻り、リスボン(ロシオ駅)へ帰りました。

 

ポルトガル|世界遺産シントラとユーラシア大陸最西端のロカ岬を巡る写真旅

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20時でもまだまだ明るい。

 

夕食:O Prego da Peixaria

夕食は決めていなかったので、歩き回って「O Prego da Peixaria」というお店に入りました。現在は休業中のようです。

エビのコロッケ1.9ユーロ、赤ワイン3.5ユーロ、和牛ハンバーグプレート11ユーロ、、ベリーのスムージー3.5ユーロを注文。ポルトガルでWAGYUを見かけてちょっと感動しました。付け合わせのスイートポテトフライも美味しかったです。

これにて世界遺産シントラとロカ岬を巡る日帰り旅は終了。次はカラフルな傘の街のアゲタを目指します。

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