大久保ハウス木工舎

大久保ハウス木工舎は、2012年に創業し、長野県松本市で高品質な木の生活道具を製作している工房です。京都で建具職人として働いていた大久保公太郎さんがおひとりで丁寧に1点ずつ木材を削り出し製作しています。

 

【レビュー】大久保ハウス木工舎|使いやすく手に馴染む桜の木のヘラ

【レビュー】大久保ハウス木工舎|使いやすく手に馴染む桜の木のヘラ

  • ブランド:大久保ハウス木工舎
  • 商品名:木のヘラ(右利き用)
  • 素材:桜(無塗装)
  • サイズ:幅5cm 長さ29.5cm 柄の太さ 2cm
  • 重量:35〜40g
  • 生産国:日本
  • 定価: ¥3,905(税込)

料理で欠かせないヘラ。安価で耐熱性にも優れたシリコン素材のものもありますが、炒め物や煮物に使うヘラは温かみがあって経年変化する木製のものが私は好みです。引っ越して調理器具を買いそろえる際に、見た目の形に一目惚れした大久保ハウス木工舎の桜の木のヘラを購入しました。

 

美しい曲線を描いた形

【レビュー】大久保ハウス木工舎|使いやすく手に馴染む桜の木のヘラ

この木べらの最大の特徴はその形。アイスホッケーのスティックのように先端にかけて湾曲しているため、鍋やフライパンの底面にぴったりと沿って、食材を混ぜやすく返しやすいです。具を鍋からかき出す時も鍋肌の食材を綺麗に剥がすことができます。

 

 

 

極上の触り心地で手に馴染む持ち手

【レビュー】大久保ハウス木工舎|使いやすく手に馴染む桜の木のヘラ

この木べらはヤスリ掛けをしたり、塗装を施したりせず、鉋(かんな)で削って微調整しながら表面を仕上げています。私がこの木べらで最も気に入っている店はつるつるで極上の触り心地です。木べらには珍しい太めの柄ですが、しっかりと握ることができ、うっとりするほど手に馴染みます。わずかに湾曲しているため、混ぜる作業で手のひらが痛くなりません。

また、鉋で仕上げることで長く使っても表面が毛羽立たず、つるつるの表面が続きます。

 

混ぜる、ほぐす、返す、寄せるが1本でできる

【レビュー】大久保ハウス木工舎|使いやすく手に馴染む桜の木のヘラ

鍋肌に沿った湾曲した形のおかげで食材を混ぜたり寄せやすいです。また、先端を使えば挽肉や野菜などの具材をほぐしたり、潰したりできます。菜箸などへ持ち替えることなく、これ一本で料理が手際よく調理できる名作です。

 

【レビュー】大久保ハウス木工舎|使いやすく手に馴染む桜の木のヘラ

琺瑯鍋にステンレスの調理器具は使えない(キズがつくため)ので、この木べらが大活躍。使い勝手、握り心地が良く、プロの料理研究家から愛用されている理由が分かります。

 

【レビュー】大久保ハウス木工舎|使いやすく手に馴染む桜の木のヘラ

半年使用しましたが、購入当時より色が濃くなりました。先端は焦がしてしまいましたが、形は維持できています。

天然木を使用している為、色合い・木目が一点一点異なります。桜は経年変化で、飴色になっていくため、使い込む楽しみがあるアイテムです。私は右利き用を購入しましたが、左利き用もあります。また、クリの木で作られた木のヘラもあります。

日常のお手入れは何もせず、使い終わったら放置せずに洗って拭くようにしています。これからは時々オイルを塗ってメンテナンスしたいと思います。

 

ちょっと高いけどその価値がある一生モノの木のヘラ

【レビュー】大久保ハウス木工舎|使いやすく手に馴染む桜の木のヘラ

ちょっと高いので購入を少しためらいましたが、いざ使ってみると、形と機能性、滑らかな手触りは他にはないものだと実感しました。料理好きな方への贈り物、結婚祝いのプレゼントにも良さそうです。

 

オススメ度:★★★★★(5.0/5.0)

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