MOTTA(モッタ)
Metallurgica Motta(MOTTA、モッタ）は、食文化が豊かで名立たる金属製品メーカーが集結するイタリア北部、ピエモンテ州オメーニャで1967年に創業したステンレス食器ブランド。
伝統を感じるノスタルジックでクラシカルな雰囲気のステンレス製品はヨーロッパを中心にホテル、レストラン、家庭のキッチンやダイニングで愛用されています。
キッチンツールを綺麗に収納したい
ヘラ、トング、ウィスク（泡立て器）など使用頻度の高いキッチンツールが増えていくにつれ、
- 吊り下げられないキッチンツールの置き場所に困る
- 毎回キッチンボード（キャビネット）に収納して取り出すのは面倒
というちょっとしたストレスを感じるようになったので、キッチンツールホルダー（スタンド）を探していました。
キッチンツールホルダーの素材：陶磁器とステンレス
セレクトショップやSNSで陶磁器のキッチンツールホルダー（スタンド）をよく見かけます。色付きで見た目もとてもお洒落。一方、ステンレス製のキッチンツールホルダーも多く販売されています。
| 陶磁器 | ステンレス | |
| 素材の印象 |
|
|
| デザイン |
|
|
| 重量 | 重い | 軽い |
| 耐久性 | 衝撃に弱い | 強い |
素材の印象の違いやデザインは好みだと思います。私は、
|
という理由からステンレスのツールホルダー（スタンド）を選びました。
【レビュー】MOTTA(モッタ)｜高級感のあるイタリア製のステンレスツールホルダーでキッチン収納
|
ステンレス製のキッチンツールホルダー（スタンド）の中でも、一際高級感があったのがMOTTA(モッタ)でした。価格は高いですが、イタリア製ということにも惹かれて購入。
ステンレスの素材表示にある「inox 18/10」の意味は
| inox（イノックス） | ラテン語で「ステンレス」を意味する単語です。ヨーロッパではステンレスを「inox」と呼びます。ステンレスの産地の中でも、特にスウェーデン産のものが高級で品質が高いとされています。 |
| 18 | 18％のクロムを混ぜて鋼に耐酸化性を付与 |
| 10 | 13％のニッケルを混ぜて耐蝕性を向上 |
ニッケルが含まれていないステンレスは安価で輝きに劣り、磁石にくっつきます。ニッケルが含まれることで耐蝕性、耐久性が向上し、輝きも増しますが、その分高価になります（磁石にくっつきません）。
ステンレス製品の材質表示を見ると、高級ステンレスにはニッケルが含まれているかと思います。
MOTTA(モッタ）のキッチンツールホルダー（スタンド）はニッケルを13％含んでおり、高級感のある輝きと高い耐久性を併せ持ちます。
底裏にロゴが入っています。イタリア製。
ステンレスの輝きが高級感があります。胴が少し湾曲しており、片手でも持ちやすいです。
底と口径が広く、収納力が高いです。陶器の半分以下の重量で軽いですが、キッチンツールを出し入れする際も傾くことなく全く倒れません。
手を入れて奥まで洗うことができ、清潔に保つことができます。食洗機も使用可能です。耐蝕性に優れ、落としても欠けたり割れたりしません。
黒とステンレスで統一したかったのでキッチンにも馴染みやすく、スタイリッシュな印象で見た目のデザインにも満足です。キッチンで使用頻度の多いヘラやウィスクを入れていますが、まだまだ余裕があります。
実用性とデザイン性を兼ね揃えたキッチンツールホルダー
キッチンツールホルダー（スタンド）は必需品ではありませんが、ごちゃごちゃしやすい道具を綺麗に収納できるので、あると便利です。
キッチンをクールに見せたい場合はステンレス製のキッチンツールホルダー（スタンド）がオススメです。3000円前後で他ブランドのステンレス製キッチンツールホルダーが販売されていますが、ステンレスは素材の品質の違いがダイレクトに見た目の高級感に影響するため、実用性とデザイン性も兼ね揃えたMOTTA(モッタ)をオススメします。
| オススメ度：★★★★☆（4.0/5.0) |
