innovator(イノベーター)
innovator(イノベーター)は、1969年にスウェーデンで誕生したライフスタイルブランド。デザイナーのヨハン・ホルトとヤン・ドランガーが家具デザイン会社として設立後、1971年に発表したstunsという椅子で脚光を浴びました。現在はスウェーデン発のデザイン性を生かし、世界各国でブランドライセンスを行っています。
長期出張や海外赴任時に必要な中・大型スーツケース
これまで2〜3泊程度の国内・海外出張は、34Lの容量がある20インチのGLOBE-TROTTER(グローブトロッター)のスーツケースで事足りていましたが、海外赴任が決まり、中・大型スーツケースが必要になったため、デザインが好みであることは大前提として、その他、以下を満たすスーツケースを探していました。
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中大型のスーツケース、5万円以下で上記を唯一満たしたinnovator(イノベーター)のアルミスーツケースを購入しました。
innovator(イノベーター)|お洒落でコスパの良いアルミスーツケース「inv5811」レビュー
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日本では、1971年創業のスーツケースメーカー「株式会社トリオ」がinnovator(イノベーター)のブランドライセンスを所有し商品開発を行っています。楽天市場の公式通販からアルミスーツケース「INV5811」を購入しました。
不織布の専用包装袋に包まれて届きます。説明書とメーカーの2年保証書付き。おまけで紅茶も付いてきました。
品質試験もしっかり行われています。
スウェーデンの国旗を彷彿とさせる十字の模様がブランドを象徴するデザイン。材質は高級感のあるアルミニウム。
カラーバリエーションも豊富にあります。Sterling Silver(スターリングシルバー)が定番色で人気ですが、RIMOWAそっくりなのとハンドルの色が好みではなかったので、ツヤ消しのCool Gray(クールグレー)を選びました。入荷すると短期間で売り切れるくらい人気商品です。
ハンドル
上部、側面、1箇所ずつあるハンドルは本革を使用。高級感は言わずもがな、グリップ感や当たりが柔らかくてかなり良いです。
スーツケースを引っ張ったり動かしたりするためのハンドルのほうは樹脂性。
4段階以上、かなり細かく微調整できます。
ボディ
シンプルで機能的なデザイン。4万円切る価格とは思えないほど高級感やつくりは立派です。四隅のコーナーパッドが衝撃からボディを守ります。
止めねじに飛行機がデザインされています。
キャスター
4輪、ダブルキャスター。360度旋回するので方向転換が楽で、滑らかな走行性と静音性も申し分有りません。
TSAロック
アメリカの空港で職員が荷物チェックする際に鍵を壊さず開錠してもらえるTSAロック。
ダイヤルロック式なので、無くしがちな鍵が不要なのが地味に楽でありがたいです。
収納スペース、仕切り
裏表でデザインが異なり、かつ収納スペースがある脱着可能な仕切りが2枚入っています。荷物をベルトで固定し、上に仕切りを置いて、ベルトをマジックテープで固定する仕様です。マジックテープは着脱しやすい割にしっかり固定してくれます。
キズ防止カバー
保管時に付けておけるカバーが付属しています。どうしてもボディを傷つけたくないという方はこのカバーを被せて持ち運ぶこともできます。
実際に使ってみた感想、経年変化
さっそく、アメリカ経由のメキシコ出張で使用しました。3泊4日でしたが、下着、シャツ、スーツ、革靴、スウェット、コスメポーチを入れるだけだとスカスカでした。日本のお菓子のお土産をたくさん入れてもまだまだ余裕があります。電車の中だと多少嵩張って邪魔ですが、新幹線の荷物置きスペースにも入るので長期出張、海外赴任にはぴったりのサイズです。
海外の空港ではスーツケースは乱雑に扱われるので、海外出張後は多少キズつきます。また、アルミニウムは柔らかいので、大きな衝撃が加わると多少へこみます。中の荷物は問題なく無事でした。
ピカピカのスーツケースも良いですが、幾度の旅を経てキズが付いて経年変化したスーツケースも格好良いので、これからこのアルミスーツケースを育てていくのも楽しみです。
お洒落でコスパの良いアルミスーツケース
アルミスーツケースの代表格であるRIMOWAの1/6以下の値段でこのクオリティはかなりコストパフォーマンスが高いです。すぐに売り切れになったり、街中でinnovator(イノベーター)のスーツケースをよくみかける人気の高さも頷けます。
高級スーツケースを買うのは気が引けるけどアルミスーツケースが欲しいという方にぜひオススメしたい商品です。このスーツケースとともに過酷な環境での海外赴任を乗り切ります。
オススメ度:★★★★★(5.0/5.0) |