GLEN CLYDE（グレン・クライド）
GLEN CLYDE（グレン・クライド）は、橋本満氏が1992年に創業した日本のソックスブランド。日本で初めて「アンクルソックス」を開発し、現在はBEAMS、UNITED ARROWSなど国内外セレクトショップのOEM生産や大手百貨店との靴下の企画デザインなどを手がけながら、世界の伝統的な民族柄をモチーフにした「CHUP」、日本初の生涯交換保証ソックス「LIFE LONG」、世界最高級綿 「シーアイランドコットン」などの自社ブランドも展開しています。
シーアイランドコットン
シーアイランドコットン（海島綿）とは、カリブ海の西インド諸島の限られた島でのみ生産されるコットンで、シルクのような光沢とカシミアのような肌触りを併せ持つ最高級天然素材です。その希少性から宝石のように高く評価され、エリザベス1世が英国の王貴族のみで独占した歴史があるほど。世界中のどのコットンよりも細く（1/100mm）、長く（35ｍｍ以上の｢超長繊維綿｣）、光沢があり、柔らかく、強く、軽く、吸水性に富みます。
過去に世界各地で栽培が試みられましたが、総じて失敗に終わり、現在もカリブ海の地域のみで生産されているため、世界の綿の10万分の1の生産量となっています。1932年には英国の農務省の指導のもとWest Indian Sea Island Cotton Association（西印度諸島海島綿協会）が設立され、1975年に日本に原綿輸入が認められ、協会の日本支部が設立されました。この希少性の高いシーアイランドコットンを取り扱うためにはには協会に入会を許された会員に限定されます。
GLEN CLYDE sea island cotton
2012年に発表された「GLEN CLYDE sea island cotton」は、表糸にシーアイランドコットンを100%使用したドレスリブソックス。厳しい品質基準に則り紡績したシーアイランドコットンを職人の技術で仕上げています。
GLEN CLYDE(グレン・クライド)｜一度は試したいシーアイランドコットンの靴下「Kensington」レビュー
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GLEN CLYDE/グレン・クライド Charleston シーアイランドコットン ロングホーズ【三越伊勢丹/公式】
ジョンスメドレーの春夏コレクションの素材として有名なシーアイランドコットン。その高級素材で作った靴下ということで以前から気になっていたGLEN CLYDE（グレン・クライド）の靴下を購入しました。ロングホーズの「Charleston」と通常の長靴下の「Kensington」の2種類があり、カジュアル用として欲しかったので「Kensington」を選びました。
Kensington」は公式オンラインストアか直営店で購入可能です。ちょうど東京に出張する機会がありましたので、東京都台東区上野にある「2k540店」で購入しました。
カラーはブラック、ネイビー、ブラウン、グリーン、ブルー、ピンクがあります。今回選んだのはブラック。
KensingtonはMサイズ(25-27.5cm)のみの展開です。
西印度諸島海島綿協会に認められた取引先のみが扱うことのできるシーアイランドコットンの証明としてタグも付いています。
足裏のロゴ。
ずれ落ち防止のために履き口の度目が細かくなっています。薄すぎず厚すぎずちょうど良い厚み。裏糸はナイロン20%混紡で耐久性をさらに上げています。
靴下のつま先部分は、専用ミシンで職人が度目を調整しながらつま先等を立体的に縫い上げる「ハンドリンキング」で仕上げられています。
早速履いてみました。引っかかりや摩擦を感じることなく足通りがスムーズです。細く長い繊維から生まれるしなやかな柔らかさと独特のしっとり感が心地良い肌触りです。見た目の光沢感も申し分有りません。1度しか履いていないので耐久性はこれからですが、生涯交換保証ソックスを手かげているブランドなので期待しています。
ハンドリンキングによる立体的なつま先のおかげで可動域が広く、足先が締めつけられることなく快適です。
シーアイランドコットンの靴下の洗い方
店員さんにシーアイランドコットン靴下の洗い方を尋ねたところ、洗濯機の使用OKとのこと。長持ちさせるためには洗濯ネットに入れて靴下を裏返した状態で洗うのがベストだそうです。なお、タンブラー乾燥機は使えないので干して乾燥させます。
シーアイランドコットンを肌身に付けたことのある人なら気になるであろうシーアイランドコットン製の靴下。消耗品としてはなかなか良いお値段しますが、唯一無二の肌触りと高級感は捨てがたいです。勝負靴下としてまずは1本試してみて、気に入ったら買い足したいと思います。
| オススメ度：★★★★☆（4.0/5.0) |
｜肌触りの良いシーアイランドコットンの靴下「Kensington」レビュー){kind=link}