ayame(アヤメ)
ayame(アヤメ)は、デザイナーの今泉悠氏が2010年に設立したアイウェアブランド。ブランドコンセプトは「温故知新」。クラシックなデザインをベースにファッション性と時代感を反映させ、福井県鯖江市の熟練した職人の手によって作られる上質なアイウェアを展開しています。
ブランド名は今泉氏の出身地である茨城県潮来市の象徴の花「アヤメ(菖蒲)」と「目を彩る=彩目(あやめ)」からきています。神秘や高貴の象徴であるアヤメの紫色がシンボルカラー。
【レビュー】ayame(アヤメ)|クラウンパント「SPIKE」PORKER FACE別注グレー(GY)
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この1カ月で2本も眼鏡を買うくらい眼鏡沼にハマってしまい、気付いたらインスタの広告でも眼鏡が流れてくるようになりました。そしてそこで偶然表示されたPORKER FACE別注カラーのayame(アヤメ)のSPIKEに一目惚れしてしまい、店舗で試着したらこれまた良かったので4本目の眼鏡を迎えてしまいました。
上部は王冠(クラウン)、下部がパント(ボストン)の「クラウンパント(CROWN PANT)」と呼ばれる、ヨーロッパ、特にフランスで1940年~50年代に流行した形です。
「SPIKE(スパイク)」は、2014年から販売されているロングセラーモデルで、眼鏡がアイコンのアメリカの映画監督スパイク・リーをイメージしてデザインされています。
フォーマルで硬い印象の角ばってエッジの効いた上部とカジュアルで柔らかい印象の下部の曲線のバランスが絶妙です。ヴィンテージのクラウンパントよりサイズや厚みを抑え、スタイリッシュで現代風に仕上げています。性別問わず使える形・サイズで、カラーも定番色が揃っています。
通常カラーは金具部分がゴールドですが、こちらの別注カラーモデルはグレーと相性の良いシルバーの金具で統一されています。智と丁番部分にフロントとテンプルから2ピンのカシメ鋲が埋め込まれています。
SPIKE(スパイク)は職人が削りと磨きをかけて全体を甲丸に仕上げています。所々に見え隠れする金属部品と相まって一般的なセルフレームに比べて柔らかい質感と高級感があります。
3枚丁番。
鼻パッドはフレーム一体型ですが、ayameは日本人向けに設計されているのでしっかりフィットしてずれ落ちません。
右テンプル内側には別注の刻印が入っています。
モデル名と「HANDMADE IN JAPAN」も刻印されています。
付属の眼鏡ケースと眼鏡拭き。ブランドカラーの紫にシンプルなロゴが映えます。眼鏡拭きはセーム革のような質感です。
レザー感のある素材にブランドロゴマークが刻印されています。ケースは折りたたみが可能です。
程よい透け感がある落ち着いたグレーで、黒縁眼鏡よりも顔に馴染みやすいです。かけ心地も良くて気に入っています。オススメの1本です。
オススメ度:★★★★★(5.0/5.0) |