靴べら(シューホーン)を使う意味、重要性

シューホーン BLACK
引用元:https://www.zutto.co.jp/catalog/7392

お店に行くと置いてある靴べら(シューホーン)。一体どのくらいの人が使っているのでしょうか。「屈まなくていい、足を入れやすい、靴を楽に履ける」という機能面から便利グッズとして使っている人は少なくないかもしれません。靴べらは使う人にも使われる靴にも優しい道具です。

 

靴を長持ちさせる(型崩れ、摩擦の防止)

靴の種類に関わらず、靴べらを使わずに足だけでグリグリ押し込んで履く履き方は、靴のかかとに相当な負担が掛かってしまいます。

かかとは足をしっかり固定し、フィット感を高める重要な部位です。そこに上から履きつぶすように圧力をかけると型崩れしてしまい、フィット感を損なうことになります。大切な靴の見た目を悪くし、寿命を短くさせるだけでなく、自分の足を痛める原因にもなります。

 

靴を履く所作を美しくする

かかとを踏み潰して、つま先をトントンするのは靴にとって最悪の履き方です。指を使って履くほうがまだマシですが、所作は美しくありません。

靴べらを使い慣れていれば、素早く簡単に靴を履けるだけでなく、靴を履く所作を美しく見せます。「そんなもの誰も見ていない」と思いそうですが、靴好きはもちろん、意外とそういう一つ一つの細かい所作を見ている人はいると思います。

 

靴べらの素材、長さ

靴べらの素材はプラスチック、木材、金属、皮革など様々です。機能の差がないように見えて、意外と細かい使い心地は異なります。長く使うものだからこそしっかり選びたいところ。

プラスチック軽くて安いので手を出しやすい。見た目は無機質で安っぽい。滑りやすさは普通。正しく使えば耐久性もそれなりにあるのでコスパ最強。
木材玄関用の長い靴べらが豊富に種類がある。日本製のしっかりしたものなら高級感もデザインも優れている。使い心地や耐久性を左右する厚み、滑りが職人の技術などクオリティに左右されやすく、水牛より取扱い業者が多く、その分当たり外れが大きい。
金属ステンレス、アルミ、真鍮が主原料。手頃な価格で高級感がある。他の素材より重い。割れないが、使い方次第で曲がる可能性有り。
皮革デザインが豊富でお洒落。携帯用靴べら用。滑りやすさに欠ける。靴べらは使用頻度が高いためすぐに傷む。経年変化といえば聞こえは良いが、見た目や機能性を損なうと元も子もない。そのため、最近はかかとを当てる部分が金属で、収納部分が革のものが多い。
水牛高級感がある。厚みがあるが、職人の磨き技術で凹凸をなくし、摩擦を減らすことで滑りやすさを損なわない。耐久性も十分。取扱いが少なく価格が高い。人によってはプラスチックと見間違える人もいるかもしれない。天然物なので良くも悪くも一つとして模様が同じものはない。

 

長さも好みですが、玄関用と携帯用1本ずつ持っておきたいですね。

長い(50cm以上)玄関用。立って靴を履きたいならこっち。人に見せるか見せないかで選び方も変えたい。
中(30cm前後)玄関用。長い靴べらと使いやすさや好みで選ぶ。
短い(10cm前後)携帯用。長い靴べらより価格は抑えられるので、人に見られる分、見た目にこだわりたい。