まな板の表面の傷には雑菌が繁殖しやすい
自炊には欠かせないキッチン用品のまな板。長年使っていると、包丁で付いた傷が目立つようになり、使用後の洗剤と定期的な漂白洗剤で衛生面に気を付けて使っていても、溝に食材が詰まりやすくなり、雑菌が繁殖しやすくなります。
会社の寮を出て一人暮らしと同時に使い始めた釜浅商店の「包丁にやさしいまな板」。酢酸ビニル(EVA)でつくられており、木や一般的なプラスチックよりも柔らかく弾力があり、包丁が刃こぼれしにくく、漂白剤使用可、黒色で食材が見やすい、厚みがあり適度な重さで安定する私のお気に入りのまな板です。
中サイズ(40×25cm、2kg)を使っており、メキシコ駐在にも持ってきてほぼ毎日使用しています。
写真では分かりづらいですが、3年以上使用しているため、近くで見ると包丁の細かな傷があります。表面を手でなぞると溝のガタガタが気になり始めたので、自分でまな板を磨いてみることにしました。
【レビュー】まな板を磨いて衛生的に保つ!「ハセガワ まな板削り ミガクリン」
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まな板の削り直しはプロに依頼することもできますが、浅い傷は金銭的にも時間的にも家庭で済ませるほうが楽です。そんなまな板削りを手軽にできるグッズを探して見つけたのが長谷川化学工業の「ミガクリン」。釜浅商店もまな板のメンテナンス用品として取り上げていたのでアマゾンで購入しました。
プラスチック、ゴム、木製のどのまな板にも使用できます。
荒削り面と仕上げ面は見た目ですぐ判別できますが、側面にも分かりやすく表記があります。
使い方
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水で濡らしながら全体を削ってみました。縦に動かすとつっかえたので、まな板の繊維に沿って左右に動かしてこすりました。軽くなぞるだけでは削れないので、多少力を入れて全体を擦るのがコツです。
数分削った結果がこちら。
細かい傷が平らになり、表面の手触りがガタガタからツルツルになりました。深めの傷は数分程度では完璧に削れませんでしたが、やり過ぎるとすり減ってしまいそうなので今回はここまで。アマゾンのレビューを見ると木のまな板を数十分も削っている方もいるので、まな板の素材と傷の深さ度合いにもよって所要時間も変わりそうです。
個人的には数分の削りで十分満足したので、このまな板には数分の削りを年数回行うくらいがちょうど良さそうです。
表面がツルツルになると衛生的なだけでなく、まな板を洗うのも楽になったので一石二鳥。まな板メンテナンス用品として1個持っておくと重宝します。
オススメ度:★★★★☆(4.0/5.0) |