Anker(アンカー)
Anker(アンカー)は、2011年にGoogle出身のSteven Yang氏が中心となり創業したハードウェアブランド。中国の深圳市に本社を構え、モバイル充電ブランド「Anker」、オーディオブランド「Soundcore」、スマートホームブランド「Eufy」、 プロジェクターブランド「Nebula」等を米国・日本・欧州を中心に世界100ヶ国以上で展開しています。
【レビュー】Anker(アンカー)|健康意識が変わる!15項目を測定できる体組成計「Eufy Smart Scale P2」レビュー
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年に1回の健康診断時以外はほとんど体重計に乗ることがなかったのですが、部署を異動してから会食も増え、明らかに体重が増えてきたので、健康維持のため、前から気になっていたAnker(アンカー)の体組成計を購入しました。体組成計とは、体重のほかに体脂肪率・筋肉量・BMI・基礎代謝量などの項目を測定できる計量器です。
Anker(アンカー)から2017年に誕生したスマートホームブランド「Eufy」。今回購入したのは体組成計の「Eufy Smart Scale P2」。
Eufy Smart Scale P2 Proという上位モデルがありますが、機能は心拍数計測が追加されているだけの違いなので、Eufy Smart Scale P2にしました。価格は1000円しか違わないので、どちらを選んでも満足できると思います。
カラーはホワイトとブラックの2色展開。見た目はブラックが好みでしたが、埃や足跡など目立つのが嫌だったので、ホワイトを選びました。
本体のほか、単4形アルカリ乾電池x4本と測定テープが同梱されています。本体は1.2kgでそこまで重くなく、薄くてスタイリッシュなデザイン。表面はガラス製で光沢があります。
15の測定項目
体重、体脂肪率、BMI、筋肉量、骨量、水分量、たんぱく質、基礎代謝量、内臓脂肪、除脂肪体重、体内年齢、ボディタイプ、骨格筋量、皮下脂肪率の15の項目を瞬時に測定し、専用アプリに記録します。
3Dモデルで体型の変化を可視化
計測データに基づいて3Dモデルのアバターを作成。体型が一目で分かります。
測定テープ(メジャー)で腹囲や手足の太さなどを測って入力し、3Dアバターの体型に反映させることもできます。
Wi-Fi接続で自動でアプリにデータ送信
初期設定でWi-Fiに繋げば、体組成計に乗るだけで自動でアプリに測定データを送信してくれます。毎回アプリを起動したり接続する必要がないのでとても楽です。
Wi-Fiがない環境でもBluetooth接続でデータ送信が可能です。
自動オンオフ
裏の上部に▲UNITと書かれた電源ボタン(タッチセンサー)があり、初回は押す必要がありますが、2回目以降は体組成計に乗るだけで電源が入り、下りた後は時間が経つと自動でオフになります。電源ボタンをオンオフする煩わしさがないのは地味にポイント高いです。
IPX5の防水規格
水に濡れても安心のIPX5の防水規格を採用。
1台の登録人数無制限
アカウントの登録人数制限は無いため、家族全員がそれぞれアカウントを作り、アプリをインストールして使用することができます。ベビーモードやペットモードも搭載しており、赤ちゃんやペットの体重管理も可能。1つのアカウントで家族メンバーを追加する方法もありますが、各々のスマホで結果を見たい、お互いの測定結果を見られないようにしたいという場合がほとんどかと思いますので、それぞれアカウントを作ったほうが良いです。
同時接続できるデバイスは1つのため、別のアカウントを追加するときは接続中のデバイスのアプリを閉じてから追加する必要があります。
各人が一度各デバイスでアカウントに測定結果を同期することで、以降はアプリを開いてなくても測定結果からアカウントを推測(過去データから±3kgのユーザーに記録)してWi-Fi自動データ転送してくれます。
健康管理アプリと連携
Appleのヘルスケア、Google Fit、Fitbitと同期することができるため、健康に関するデータをまとめて管理することもできます。
計量精度
計量可能範囲は0.1〜150kgまで。
0.1〜5kgまでは50g単位(誤差±50g)、5〜75kgまでは100g単位(誤差±200g)、75〜150kgまでは200g単位(誤差±400g)で表示。
計量精度は他のレビューサイトを確認しましたが、体重は表記通り0.2kg程度内に収まる精度で、複数回測定したときのブレも同程度で精度は高いようです。体脂肪率は医療機器で測定した場合と比べて2%程度ズレるようですが、参考値としては十分です。
本体は床置き保管が推奨されています。裏側の四隅の突起が計測器のため、体組成計を縦置きに保管して、使用するときだけ床に置くと誤差を生む可能性があるそうです。
実際に測定してみた
専用アプリ「EufyLife」をインストールし、体組成計のデバイス登録を行います。その後、Wi-Fiに接続したら準備完了。
体組成計に乗ると電源が付き、体重→体脂肪率の順でLEDで表示されます。測定完了すると表示が消えます。計測時間は約15秒。
測定完了すると、データが転送され、アプリを開くと最新の測定値が表示されます。
一時期は60kgオーバーでしたが、筋トレとランニングのおかげで少し体重を落とすことが出来ていました。筋トレしているのに筋肉量が低いのはショック。。。
体重以外は多少ブレがあるかもしれませんが、体脂肪率や基礎代謝量など15項目を測定できて、正常ラインにあるのかどうか判定してくれるので、健康意識が高まります。
毎日測定していくと、日・週・月ごとの変化を見ることができたり、週に3日以上測定すると週間レポート、月に10日以上測定すると月間レポートが作成されます。
想像より結果が良かったので一安心しましたが、運動不足と表示されてしまいましたので、運動量を増やして筋肉量増加と体脂肪率低減を目標に頑張ってみたいと思います。
約6千円でこれだけの測定項目と使い勝手の良さだったので、かなり大満足の買い物でした。アナログの体重計を使っている方や体組成計持っていない方にオススメです。
オススメ度:★★★★★(5.0/5.0) |