2017年8月。ヨーロッパ周遊旅行28日目。
7時過ぎにチェックアウトして、メトロでSanta Apolónia駅へ。この日はアゲタに立ち寄ってポルトへ移動します。高速鉄道でAveiro(アヴェイロ)駅へ、そこからローカル線に乗り換えてAgueda(アゲタ)駅へ。アゲタ駅は無人駅でした。
アゲタ(Agueda)
アゲダはポルトガルの首都リスボンとポルトの間にある小さな町。自然に囲まれた田舎町ですが、毎年7月~9月にかけて開催される「Umbrella Sky Project(アンブレラ スカイ プロジェクト)」という傘祭りを目当てに世界中から観光客が集まります。夏の強い日差しを防ぐために傘のトンネルを作ったのをきっかけに、芸術祭の一環として2010年から始まり、今では町の名物イベントになりました。
駅から歩いて10分ほどで町の中心部の商店街通りに到着します。ここ、ルイス・デ・カモエンス通り(Rua Luís de Camões)が傘祭りのメインストリートになっており、天井がカラフルな傘で所狭しと埋められていました。
「インパクトプラン(Impactplan)」というポルトガルのマーケティング会社がプロデュースしており、世界各国でも「Umbrella Sky Project(アンブレラ スカイ プロジェクト)」を展開しているため、アゲタ以外の都市でも見ることができるようになったようです。それでも本家本元ということで、SNSをきっかけに一時期日本人に人気の観光スポットでした。
2時間もあればゆっくり見て回ることができます。
カラフルな階段やベンチ。
車のフロントガラスに写り込む傘
無地以外にも柄物の傘の通りもあります。
幸運の傘ならぬハンドルがつながったレアなものもあります。
壁や柱にも傘をモチーフにしたデザインが目立ちます。
太陽がしっかり昇る時間帯が影も傘も綺麗に写るので、14時前後に寄るのがオススメです。
昼食はその辺のお店でケバブを食べました。12時半から2時間半ほど滞在して、15時半の電車でアヴェイロ駅へ戻りました。
アヴェイロからポルトのPorto-Camphanha(カンパーニャ)駅へ。
夕食:Antunes
ホステルにチェックインして、Antunesというポルトガル料理の地元人気店へ。静かな通りなのにこの店だけ中に人がいっぱい。店の中ではサッカーの中継が流れており、ポルトガルっぽい雰囲気。
お通しのパンに加えて、ポルト名物のトリパス(モツ煮込み)と赤ワインを注文。米が付け合わせで出てきました。トリパスにはモツがこれでもかというほど入っており、一皿でも結構なボリューム。ポルトガル料理らしく豆も一緒に入って煮込まれています。カレー風味で美味しかったです。
この日はゆっくり休んで、次の日からポルト観光です。