Plaza de las Tres Centurias
4月赴任当初、現地人のおもてなしでお洒落なカフェで朝食をご馳走になった後、アグアスカリエンテス市内にある広場「Plaza de las Tres Centurias」を訪れました。、2003年に建てられた鉄道博物館「Museo Ferrocarrilero de Aguascalientes」が併設されており、広場の名前は敷地内の建物が19〜21世紀の3世紀にかけてつくられたことに由来します。
広場内には死者の日にちなんだモニュメントや、陶器を埋め込んだベンチなどがあります。
広場の入口。
入口には噴水があるほか、機関車が展示されています。
中には入りませんでしたが、博物館の入場料は無料です。
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メキシコの桜「ハカランダ」
春の風物詩、桜。メキシコでは日本の桜のような春の花として「ハカランダ(jacaranda)」があります。2月〜4月下旬頃にかけて、薄紫色で円錐型の花を咲かせます。
鳳凰木(ホウオウボク)、火焔木(カエンボク)と並び、世界三大花木とされています。
ブラジルが原産であるハカランダを松本辰五郎という日本人庭師がもたらしたというのがメキシコでの起源。20世紀当時、日本とメキシコの友好の証として桜を寄贈してもらえないか当時の大統領ポルフォリオ・ディアスが日本政府に要請したところ、メキシコの気候は桜が育つには厳しかったため、代わりにハカランダをブラジルから持ち込むことになりました。
メキシコ国内各地で見ることができます。花ごとポトポト落ちるので、桜の花びらのように宙に舞ったりはしませんが、ハカランダが多い通りなどでは紫の花の絨毯のような景色も見ることができるそうです。
高級住宅街のハカランダ並木。乾期は雨がほとんど降らないので、長い間楽しむことができます。春にメキシコを訪れる際はぜひ公園などに立ち寄ってみてください。
おまけ。メキシコの風景といえばサボテンをイメージされる方も多いかも知れませんが、意外と見かけるのがこのアガベ(竜舌蘭(リュウゼツラン))。ブルーアガベという品種の根はテキーラの原料として使われます。高速道路を走っているとこのアガベが一面に広がった畑を見ることができます。
生活と仕事のバタバタも一旦落ち着いたので、これからメキシコ国内を色々旅行してみたいと思います。