壁に写真を飾る
部屋の中で大きな面積を占める壁。ドライフラワー、バッグ、洋服、ウォールシェルフなど工夫して壁をうまく活用しているお部屋を見かけますが、なかでもポスターフレームを使ってアートや写真を飾っているお部屋にとても惹かれます。
アートや写真はその人の芸術的感性が色濃く表れるので、部屋の雰囲気を左右する重要なインテリアアイテムだと思います。
そしてお気に入りのポスターや写真を飾るためには、それに見合うポスターフレームが必要です。安いものであれば100均でも手に入りますが、安っぽさが出てしまってはせっかくの作品も台無しになってしまいます。
ホテルのようにベッドの頭上に写真を飾るため、高級感のあるポスターフレームを探して気に入った物を見つけたので紹介します。
【レビュー】「nest A3アクリル板 木製ポスターフレーム」(日本製)
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木製家具に合わせて木製のポスターフレームを探して見つけたのが、nestというお店のオリジナルフレーム。日本製で高級感があり、高評価レビューも多い商品です。
サイズや色をいくつか選べますが、今回はA3のブラックを購入しました。
ポスターフレームの高級感や雰囲気を左右するフレーム。木製だと表面処理や色の塗り方で品質の差が現れますが、この商品は無垢材を使用し、木材加工、組み立て、塗装、仕上げを日本の職人さんが行っているので仕上がりがとても綺麗です。
裏面はトンボ式で裏板を固定するので工具は不要です。壁掛け用の吊り金具が四方に付いており、ここに紐を通すことで横向き、縦向きのどちらでも壁掛けが可能です。
早速写真を入れて飾ってみます。アクリル板の透明プレートを最前面にして、写真、段ボール、発泡スチロール、段ボール、裏板の順で重ねます。
説明書が入っていないので、段ボールと発泡スチロールは間違って捨てそうになりますが、裏板との間を埋めるために必要です。
目に見えない部分かつ段ボールと発泡スチロールにすることで軽くしているというのは理解できますが、欲を言えば裏板1枚だと良いですね。
付属の紐を吊り金具に通して結び、壁掛け用のフックを使用して壁に設置しています。
一般的なポスターフレームの透明板にはポリ塩化ビニルが使用されていますが、こちらは高価なアクリル板を採用しています。ゆがみが少なく平らです。
以前は映り込みを抑えるアクリル板を使用していたようですが、生産中止により映り込み有りのアクリル板になっています。
内側にゴミが付いてしまったので掃除機のノズルを使ったところ、ノズルがアクリル板に当たってしまい傷が付いてしまいました。耐久性は高くなさそうなのでちょっと残念。
フレームは気に入っているので、透明板だけ別なものを探すかも知れません。
写真印刷比較:カメラのキタムラ / 富士フイルム
気に入ったのでポスターフレームを追加で1つ購入し、写真を1枚ずつ別会社でネットプリントを申し込んでみました。
カメラのキタムラ | 富士フイルム | |
商品名 | 大伸ばしプリント | 大伸ばしプリント |
サイズ | A3(297×420) | A3(297×420) |
価格 | 税込1,540円 | 税込2,074円 |
画素数 | 2,970×4,200(1,400万画素相当) | 2,339×3,307(770万画素相当) |
注文内容 | グロッシー | グロッシー |
価格、画素数ともにカメラのキタムラ(店舗受け取り)のほうが良いのですが、カメラのキタムラのほうは光が当たると写真表面の波打ちが目立ちます。一方、富士フイルムのほうは波打ちはありません。
注文内容は同じで、画素数はカメラのキタムラのほうが良いのですが、A3サイズなので、近くで細かくみない限りは差はありません。波打ち現象は仕上げの個体差があるのかもしれませんが、結構目立つので、価格差を考慮しても富士フイルムのほうが仕上がりが良かったです。
横に並べて壁に設置しました。1.5cmのフレーム幅は雰囲気が軽く・重くなりすぎずちょうど良いです。また、2.4cmのフレームの奥行きがアートや写真を立体的に写します。
今回はフチ無しで印刷しましたが、余白があったほうが見栄えが良くなる気がするので、次回は白フチを作って写真を飾りたいと思います。
何もなくて物足りなかった壁に自分が撮ったお気に入りの写真を飾ることができて大満足。透明板の写り込みと対傷つき性が改善されると完璧ですが、価格も考慮すると現時点でこれ以上のポスターフレームはないかと思います。
アートポスター付きのフレームも販売しているので、ポスターフレームを探している方はぜひnestさんのオンラインストアをチェックしてみてください。
オススメ度:★★★★☆(4.0/5.0) |