Macalastair(マカラスター)

Macalastair(マカラスター)は、3代に渡ってニットウェアを製造してきた、マッキノン家のAlastair Mackinnon(アラステア・マッキノン)が1981年にスコットランドのグラスゴーにMackinnon International Knitwear社を設立して立ち上げたニットウェアブランド。

気候変化の多いイギリスで育った羊の毛は、丈夫で型くずれしにくく、吸湿性・放湿性に優れ、柔らかく弾力のある毛質が特徴的。英国政府によって品質管理されているこのブリティッシュウールは、世界の羊毛生産量のわずか3%しかない貴重なウールとなっています。

マカラスターはブリティッシュウールのなかでも主にスコットランド産のウールを採用しています。伝統的なハンド・フレーム(手横編み機)製法で1枚ずつ、職人の手で生産されており、自動編み機では表現できない、柔らかい風合と着心地の製品を生み出しています。

 

Macalastair(マカラスター)|肉厚なのに軽くて柔らかい着心地のミドルゲージウールニット

Macalastair(マカラスター)|肉厚なのに軽くて柔らかい着心地のミドルゲージウールニット

  • ブランド:Macalastair(マカラスター)
  • 素材:ブリティッシュウール90%、シルク10%
  • サイズ:36
  • 生産国:スコットランド

ここ数カ月、洋服を一切買っていないので2019年に購入して3年目を迎えたMacalastair(マカラスター)のクルーネックニットを紹介します。大学卒業前にBritish Made(ブリティッシュメイド)さんの通販でセールで購入しました。

 

ブリティッシュウールを保証するタグと補修用の糸が付属しています。

 

製品一つ一つにブリテッシュウールのシリアルナンバーが付けられています。

 

赤みがかった茶色のブリティッシュウールにカラフルなシルク糸をブレンドし、デザインのアクセントにするのと同時に肌触りを柔らかくしています。クルーネックニットなので直接肌に触れることはありませんが、手で触ってもチクチクしません。

 

 

ミドルゲージの肉厚ニットですが、ボリュームのある繊維の中に空気が入るスペースがあるため、見た目よりもずっと軽く、保温効果が抜群です。

 

マカラスターのニットのサイズ感、着心地

マカラスターのニットはボリュームがあるゆったり目のシルエットが特徴的。1枚でかなり温かく、真冬でなければこれ1枚でアウター不要です。首元、手首、裾のリブ部分は3年経過してもよれることなく程よい締め付け具合です。

編みあげた各パーツを手作業で縫い合わせており、ミシン縫いに比べて継ぎ目が平坦で伸縮性が高く仕上げられているため、ニットを着たときのゴロツキによる不快感がなく、着心地が良いです。

 

 

アウターを着ると少し着ぶくれするのが難点ですが、カジュアルなコーディネートや寒い日に着ています。

 

Macalastair(マカラスター)|肉厚なのに軽くて柔らかい着心地のミドルゲージウールニット

数年前から渡辺産業株式会社が運営するブリティッシュメイドさんで取り扱いが始まり、BEAMS等のセレクトショップでも販売されていましたが、売れ行きがよくないのか品揃えが少なくなっています。

同じ英国のジョンスメドレーやイタリアのニットブランドと比べると高級感は劣りますが、価格帯は1〜2万円と比較的お手頃なので妥当な品質とつくりだと思います。薄手ニットやハイゲージニットに飽きたら肉厚で軽い、ブリティッシュウールを使用したミドルゲージニットはいかがでしょうか。

MACALASTAIR | マカラスター | BRITISH MADE

3代に渡ってニットウェアを製造してきたマッキノン家のアラステア・マッキノンにより発表された「macalastair」。伝統的なハンドフレーム製法を得意としており、ほとんどの製品は1枚1枚、熟練した職人の手で編み機を動かして生産しています。

 

コメントする

コメントを書く
名前