私がマウスウォッシュを使う理由

私は口臭が気になり始めたのをきっかけにマウスウォッシュを使い始めました。清潔感が重要視される昨今では、見た目以上に口臭の与える影響は大きいです。自分では気付きにくい、気にならないレベルでも、意外とまわりの人は敏感に反応します。

髪型、肌、服装など見た目をどれだけ整えても、口臭が気になると全て台無しです。最近はマウスウォッシュを使用する人が増えたからか、口臭が気になる人は減っている印象ですが、逆に言うと口臭エチケットに気をつかっていない人は目立ちます。

マウスウォッシュは口臭予防以外にも、虫歯予防、歯周病予防といった効果もあります。それぞれ有効成分が異なるため、自分の悩みに合ったマウスウォッシュを選ぶのがオススメです。

ちなみにホワイトニングを謳う商品もありますが、個人的にはマウスウォッシュでホワイトニング効果を感じたことはありません。また、マウスウォッシュを選ぶなら医薬品メーカーが販売しているものを選びましょう。ファッションブランドなどからボトルデザインがお洒落なマウスウォッシュが販売されていたりもしますが、値段が高いだけで効果はイマイチということも多々あります。口臭予防くらいなら良いかもしれませんが、虫歯や歯周病予防までは期待できません。餅は餅屋。特に体に使うモノなので、製品のデザインではなく、効果や安全面が大事です。

 

マウスウォッシュ2台巨頭「リステリン紫」と「コンクールF」

数あるマウスウォッシュの中でも評判高く人気なのが「リステリン トータルケア プラス(通称リステリン紫)」と「コンクールF」。

 

リステリン トータルケア プラス

リステリン紫

  • 商品名:リステリン トータルケア プラス(医薬部外品)
  • 成分:(溶剤)エタノール(湿潤剤)ソルビット液(着香剤)香料《ミントタイプ》(溶解補助剤)ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール(薬用成分)塩化亜鉛、イソプロピルメチルフェノール(pH調整剤)安息香酸(矯味剤)サッカリンナトリウム、スクラロース(保存剤)安息香酸ナトリウム(着色剤)赤102、青1
  • 容量:1000ml
  • 定価:約1,100円

 

 

リステリン紫を3年半以上使用した感想

大学2年生まで他のマウスウォッシュを使用していましたが、口臭予防が物足りないと感じ、友人の勧めで購入しました。それから3年半以上愛用してきましたが、口臭予防と虫歯予防に効果抜群です。

朝起きたときの不快感は激減し、驚くほど口の臭いが気にならなくなりました。

また、それまで度々虫歯が見つかっていたのですが、リステリン紫を使い始めてから虫歯ができたことがありません。ついこの間の歯科検診でも歯茎、歯の状態が褒められたくらいです。もちろん、歯磨きと毎晩のフロスは必須です。

私は毎晩、歯磨きとフロスをして綺麗な状態にしたあとに、キャップ1杯のリステリンを口に含んで30秒ほどすすいでいました。その後に歯ブラシで優しく歯茎マッサージを行い、水で口をすすいでいました。

リステリン紫を使ったことがない人など、人によっては最初は刺激が強いと思いますが、数回使えば慣れます。むしろこの爽快感がクセになって他のマウスウォッシュでは物足りなくなるくらいです。ちなみに、私がヨーロッパに留学していた時は現地のリステリン紫を使用していましたが、日本で販売されているものより数倍刺激が強かったです笑

虫歯治療の詰め物で5万円払ったこともきっかけでリステリン紫を使うようになったのですが、お陰様で虫歯ゼロになりました。さすがマウスウォッシュブランド売上日本No.1。

 

コンクールF

  • 商品名:コンクールF(医薬部外品)
  • 成分:クロルヘキシジングルコン酸塩液(薬用成分)、グリチルリチン酸アンモニウム(薬用成分)、緑茶抽出液(矯味剤)、L-メントール(矯味剤)、エタノール(溶解補助剤)
  • 容量:100ml
  • 定価:1,100円(税込)

 

 

今までリステリン紫を使用していましたが、歯科が勧めるというコンクールFもずっと気になっていたため、意を決して今回初めて購入しました。

 

 

コンクールFを1カ月使用した感想

リステリンと違ってコンクールFは刺激が全くありません。味も香りもほとんどありません。リステリン紫に慣れている身からすると最初は物足りないと感じましたが、逆にリステリン紫は刺激が強すぎるのかもしれません。

水に数滴垂らして使用するので、どれだけ効果があるか半信半疑でしたが、口臭や朝起きたときの不快感はありません。虫歯等のトラブルも今のところなしです。

 

リステリン紫 vs コンクールF 比較

成分

リステリン トータルケア プラス コンクールF 
(溶剤)エタノール(湿潤剤)ソルビット液(着香剤)香料《ミントタイプ》(溶解補助剤)ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール(薬用成分)塩化亜鉛、イソプロピルメチルフェノール(pH調整剤)安息香酸(矯味剤)サッカリンナトリウム、スクラロース(保存剤)安息香酸ナトリウム(着色剤)赤102、青1クロルヘキシジングルコン酸塩液(薬用成分)、グリチルリチン酸アンモニウム(薬用成分)、緑茶抽出液(矯味剤)、L-メントール(矯味剤)、エタノール(溶解補助剤)

 

リステリンの有効成分は4つ。

1,8-シネオールユーカリに精油として含まれている成分で、 強い殺菌・防腐作用がある。
チモール芳香性のにおいと刺激的な味を持つ殺菌剤で歯科治療でも広く用いられる。
サリチル酸メチル清涼感のあるにおいがあり、医薬品の消炎鎮痛剤としても広く使用されている。
l-メントールはっかのような香気と清涼感のある味を有し、着香料として広く食品に使われる他、防腐剤・消炎剤として広く使用されている。

 

上記4つに加えて、塩化亜鉛(ジンククロライド):日本で初めて洗口液・液体歯磨に有効成分として配合。石灰化(結晶化)を防ぎ、歯石の沈着予防効果がある。

その他の成分は保存剤、矯味剤(苦い薬物に添加して飲みやすくするもの)、溶解補助剤、着色剤、PH調整剤です。

 

コンクールFの有効成分は2つ。

クロルヘキシジングルコン酸塩液殺菌・抗菌作用のある成分。細菌の繁殖を最大12時間抑制。
グリチルリチン酸アンモニウム甘草の根茎から抽出されるグリチルリチン酸にアンモニウムイオンが結合したもの。医薬部外品抗炎症有効成分として承認されています。

 

緑茶抽出液、L-メントールは矯味剤、エタノールも溶解補助剤として少量含まれています。

 

有効成分はリステリン紫のほうが多いです。ただし、リステリン紫は着色剤など不要な成分も配合されています。リステリン公式では、「歯の表面への着色は認められていない」とのことですが、コンクールFも使用を続けると着色する場合があるそうなので、どちらを使用する場合でも定期的な歯科掃除は必須です。

 

効果

リステリン トータルケア プラス コンクールF 
  • 虫歯の予防
  • 歯石の沈着予防
  • 歯肉炎の予防
  • 口臭の予防
  • 虫歯の予防
  • 歯肉炎の予防
  • 歯槽膿漏の予防
  • 口臭の予防

 

リステリンは歯茎の腫れ(歯肉炎)の予防ですが、コンクールFは歯槽膿漏の予防に効果有り。歯茎の状態が悪い人はコンクールFが良さそうです。

使用後のスッキリ感はリステリン紫。逆に低刺激が良いという方はコンクールFがおすすめ。

 

コスパ

リステリン トータルケア プラス ×コンクールF 
1000mlに対して1回の使用量が20ml。適量で使うと50回分。1回当たり22円。100mlに対して1回の使用量が5〜10滴。1本で360~700回使用可能なようです。1回当たり3円。

 

節約して使用したとしても、コンクールFはリステリン紫の3倍以上のコスパ。毎日1回の使用だと1年使えてしまいます。コスパはコンクールFに軍配が上がります。

 

使用期限

使用期限はどちらも未開封で3年。コンクールFは開封後は半年内の使用を推奨しています。

 

使用対象者

リステリン トータルケア プラス コンクールF 
妊婦、授乳中の方は医師等に要相談。小さい子供には刺激が強すぎる。小さい子供、妊婦、授乳中の方でも使用可。

 

使用対象者を限定しないのはコンクールF。

 

総評:コンクールFがオススメ。物足りなければリステリン紫

3年半以上愛用していたリステリン紫ですが、圧倒的コスパでコンクールFがオススメという結果に。虫歯、口臭、歯周病などの予防であればどちらも同じなので、誰でも使用できるコンクールFが良いと思います。

それ以外の歯石予防、爽快感などの効能を求めるのであればリステリン紫が良いでしょう。

 


歯は見た目や印象を左右しますし、体の健康にもダイレクトに影響してくる重要なパーツです。マウスウォッシュだけでなく、基本の歯磨きとフロスによる歯間掃除も手を抜かずに行いたいですね。

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