GLOBAL(グローバル)
GLOBAL(グローバル)は、1954年に新潟県燕・三条地区で創業した吉田金属工業株式会社(YOSHIKIN)が展開する包丁ブランド。
当時主流であった鋼の和包丁の「錆びやすい」、「手入れが大変」、「木製の柄の定期的な交換が必要」といった問題を解決するため、創業者の渡邉勇蔵とデザイナーの山田耕民が刀身から柄までオールステンレス一体構造の「GLOBAL」を生み出しました。
「イタリアのデザイン、ドイツの堅牢、日本の精密。」のコンセプトで生まれたGLOBALは、鋭い切れ味、オールステンレスの高い衛生面から多くの料理人が愛用しています。
Made in Japanの品質
GLOBAL(グローバル)は新潟県燕市で30以上の製造工程を通じ、職人の手で生産されています。
GLOBALの刃は緩やかな曲線を描く「はまぐり型」で、切れ味が鋭く、切った食材の刃離れが良いのが特徴です。
素材は超硬質ステンレス「モリブデンバナジウム鋼」。通常のステンレスと比べ錆びにくく、耐摩耗性に優れています。それを1000℃以上の高温で焼き入れ・急冷・焼戻しを行うことで、更に高度・強度を高めているため、従来の包丁より長く切れ味を保つことができます。また、両刃のため右利きと左利きのどちらにも対応しています。
GLOBAL-IST(グローバル・イスト)シリーズ
GLOBAL-IST(グローバル・イスト)は、日本の食文化にあわせて作られた国内限定販売シリーズ。GLOBALが「はまぐり型」の刃付けとブラックドットのハンドルに対して、GLOBAL-IST(グローバル・イスト)は、切れ味と耐久性を向上させた「エクストラエッジ」とシルバードットのハンドルになっています。
旧「GLOBAL-PRO」的な位置づけのシリーズで洋包丁から和包丁までが用途別に6種の包丁が用意されています。
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GLOBAL-IST(グローバル・イスト)|料理好きにオススメしたい「万能包丁セット」レビュー
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美しいデザインに一目惚れしてから気になっていたGLOBALの包丁を引っ越しのタイミングで購入しました。細く鋭いフォルムが唯一無二で格好良かったので、どうせなら良いものをとGLOBAL-ISTシリーズを選択。
セレクトショップ「AQUA(アクア)」の楽天通販で万能包丁とペティナイフのセットを購入しました。
外箱を取り外すと光輝く刀身にうっとり。
柄と刃が同じ素材で境目のないオールステンレスの一体型構造。柄にはGLOBALのデザインを象徴するドットが施されています。
レビューを投稿してオマケをもらいました。野菜ブラシは本体が湾曲して丸い野菜も洗いやすく重宝しています。
布巾は包丁を洗った後に水気を拭き取るのに欠かせないアイテム。オマケとはいえないほど高品質なものをもらえたのでお得でした。1/9現在はこれらに加えてGLOBALのスクレーパーももらえるようです。
早速、肉魚や野菜を切ってみましたが、スッと刃が入って力をかけずに切ることができました。鋭い切れ味と細い刃先のおかげで、薄切りやみじん切りのような細かい作業も楽しくなります。
穴は浅いので、使用後に持ち手も洗えば汚れが溜まることはありません。
細かい作業や簡単な調理はペティナイフ、大きな食材を切るときは万能包丁を使っているので、使用頻度は同じくらいです。
GLOBAL-ISTの包丁のお手入れ
食洗機NG。中性洗剤で手洗いし、水気を拭き取って保管します。
刃が欠けたり切れ味が落ちたら専用シャープナーで研ぐ
切れ味が落ちたり、刃が欠けたりしたら専用シャープナーで研ぐと鋭い切れ味が甦ります。包丁とセットでシャープナー購入するのがオススメです。
シンク内に刃をぶつけて欠けてしまったので、専用シャープナーを使って研いでみました。
研石が付いた荒研ぎ用と仕上研ぎ用の2つの溝があります。
水を入れて蓋を閉め、シャープナーのハンドルを握って本体を固定します。荒研ぎ用の溝に刃を垂直に当てて包丁を数回前後させます。
荒研ぎ後の刃。刃の欠けがなくなりました。
仕上研ぎを終えて水で洗い流してみると、鋭い刃が甦っていました。
1回の研ぎで削れる刃は写真の通り砂よりも細かいので、月1〜2回の研ぎであれば刃が削れて刀身が細くなる心配は不要です。
水垢はメラミンスポンジ、クエン酸で落とす
水垢が付いた場合は、メラミンスポンジで水洗いするかクエン酸で洗うと綺麗になります。
料理好きにオススメしたい本格包丁
切れ味の鋭さは言うまでもなく、機能面とデザインのどちらも兼ね揃えた包丁です。
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料理好きにオススメしたい本格包丁です。出刃包丁や柳刃包丁などもシリーズで揃えたいですね。
オススメ度:★★★★★(5.0/5.0) |