今年のお盆休みに伊勢に1泊2日でひとり写真旅をしてきました。
名古屋⇄伊勢の移動
近鉄名古屋駅→伊勢市駅(伊勢志摩ライナー)
名古屋から伊勢まで公共交通機関で行くには、近畿日本鉄道が運営する伊勢志摩ライナーがオススメです。所要時間は1時間20分。レギュラー席で片道3,040円(特急券1,340円含む)。
6:50に近鉄名古屋を出発し、快適な乗り心地で予定通り8:10に伊勢市駅に到着。
伊勢神宮外宮の最寄り駅。
伊勢のオススメ観光スポット
伊勢神宮外宮参道
伊勢市駅から一直線に伊勢神宮外宮へ続く通り「外宮参道」。古くより参拝客の宿場町として栄え、50軒以上のお店が立ち並びます。
天照大神に奉られて以来、神宮へのお供物など特別な品として珍重されてきたあわび。「伊勢せきや 本店」では、あわびを初めとする厳選した海・山の幸の銘品を販売しています。お土産はもちろん、併設している「あそらの茶屋」の朝がゆも有名。この日は時間が無く、朝がゆはスルーしましたが、開店早々予約に訪れる人々がいました。
伊勢神宮 外宮
8:30〜9:30の1時間で伊勢神宮 外宮を参拝。神宮の祭典は先に外宮で祭儀が行われるため、祭典の順序にならい、参拝も外宮→内宮の順にお参りするのがならわし。
正宮 豊受大神宮
豊受大御神は伊勢神宮の2つの正宮のうちの1つで、外宮(げくう)とも呼ばれています。約1500年前に天照大御神の食事を司る御饌都神(みけつがみ)として鎮座し、衣食住を始め産業の守り神として祀られています。
亀石
亀の甲羅のような石。
別宮 風宮
内宮別宮の風日祈宮と同じ、風雨を司る級長津彦命(しなつひこのみこと)、級長戸辺命(しなとべのみこと)を祀っています。
別宮 土宮
宮域の地主の神である大土乃御祖神(おおつちのみおやのかみ)を祀っています。
別宮 多賀宮
豊受大御神の荒御魂を祀る外宮第一の別宮。
茜社 豊川茜稲荷神社
外宮宮域内、勾玉池に囲まれ、地元の氏神様として水に縁を持つ神様と、えびす信仰の祖となった神様を祀っています。茜社は食物・穀物、豊川稲荷神社は商売繁盛、茜牛天神は菅原道真公に由来し、学業成就に御利益があると言われています。
赤福 伊勢神宮前
名古屋でも買えるのですが、和菓子にめがないので伊勢名物の赤福を食べて休憩。
ダンデライオン・チョコレート 伊勢外宮店
時間が無く立ち寄れませんでしたが、外宮参道にある「ダンデライオン・チョコレート 伊勢外宮店」のチョコレートドリンク気になりました。
外宮前からバスに乗って移動。
猿田彦神社
10:10〜10:30で猿田彦神社の境内を散策。みちひらき・交通安全・方位除けの神、猿田彦大神とその子孫の大田命を祭神とする神社。
佐瑠女神社
境内社の佐瑠女神社には、俳優(わざおぎ)・神楽・技芸・鎮魂の祖神とされる天宇受売命(アメノウズメ)が祀られています。
御神田
境内の後にある御神田。毎年5月5日に豊作を祈って早苗を植える「御田祭」が行われます。
へんばや商店 おはらい町店
参拝客のお腹を満たすため、参宮街道に数多くの名物餅があります。その一つが1775年創業のへんば餅。参宮街道宮川のほとりで参宮客にお餅を供したのが始まりで、人々がここから馬を返して参宮したため、へんば(返馬)餅と名づけられました。
バラ売りはなかったので、5個入りを買って宿泊先で食べました。口溶けの良いこし餡をくるみ、両面に焼き色をつけた香ばしいお餅です。
おはらい町・おかげ横丁
伊勢神宮内宮の宇治橋前から猿田彦神社方面へ真っすぐ続く通りが「おはらい町」。おはらい町の中程に「おかげ横丁」があります。
昼食:ゑびや大食堂
11時。早めのお昼を食べました。
伊勢の名物料理を1回で食べ尽くしたいという人にオススメのゑびやの食べつくし定食。てこねずし、あわび、松阪牛、伊勢うどんといった伊勢の名物料理を一挙に味わえます。味は老舗店に劣り普通でしたが、一人旅にはありがたいメニューです。
五十鈴川
おはらい町の隣りには「五十鈴川」が流れています。
伊勢神宮 内宮
正宮と10の別宮、数多くの宮社から成り立つ内宮を観光。
宇治橋
内宮への入口、五十鈴川にかかる宇治橋は、日常の世界から神聖な世界を結ぶ架け橋といわれています。
正宮 皇大神宮
皇室の御祖神で、日本人の総氏神、天照大御神を祀っています。
御稲御倉
神宮神田で収穫し、三節祭でお供えされる御稲が奉納されます。
外幣殿
かつて天皇以外のものから奉られた幣帛も納めた建物。
別宮 荒祭宮
内宮に所属する十所の別宮のうち、第一に位する、天照大御神の荒御魂を祀る別宮。
内宮神楽殿
宇治橋から皇⼤神宮に⾄る参道の中間地点にある神楽殿。
別宮 ⾵⽇祈宮
風雨を司る神を祀る別宮。
宇治神社
大山祇神を主祭神とし、足神神社の宇麻志阿斯訶備比古遅神、 蓬莱稲荷神社の宇迦之御魂神など25柱の神様が合祀されています。
おかげ横丁 豚捨
おかげ横町で食べ歩き。豚舎のコロッケを食べました。
浜与本店 内宮前店
お腹一杯でしたが、通りすがりに気になっていた「冷し牡蠣茶漬け」も一気食い。
五十鈴川カフェ
1日1杯のコーヒーは欠かせません。
五十鈴川ほとりにある五十鈴川カフェでネルドリップコーヒーを頂きました。
お腹一杯になったので、消化がてら徒歩移動。
⽉読宮
内宮から少し離れたところにある別宮。ご祭神は月読尊。
右から月読荒御魂宮、月読宮、伊佐奈岐宮、伊佐奈弥宮の四別宮が並んで鎮座し、その順でお参りするのが一般的。
徒歩で鳥羽駅まで移動し、電車で二見浦へ。無人駅かつSuicaは使えないので往復の乗車券を二見浦で購入。
二見浦駅から徒歩で移動。
夫婦岩
沖合約700m先に鎮まる猿田彦大神縁りの興玉神石(霊石)と日の出を遙拝する鳥居とみなされる夫婦岩。男岩は高さ9m、女岩は高さ4mで、夫婦岩を結ぶ大注連縄(おおしめなわ)は長さ35mで間は9mあります。
電車で鳥羽駅に戻り、シャトルバスで宿泊先の「旅荘 海の蝶」へ。
宿泊:旅荘 海の蝶
今回泊まったのは「旅荘 海の蝶」。
いくつか部屋のタイプがありますが、私が泊まったのは一番安い飛島館の洋室ツイン。
カフェ、足湯場、プールもあり、家族ずれの方が多かったです。
グランピングもでき、宿泊者専用のプライベートビーチや小さな神社もあります。
夕食無しのプランだったので、館内に併設する食事処「伊勢路」で松阪牛のすき焼き定食を食べました。
2日目。朝食付き。味付けの濃い小鉢をおかずにおかゆを食べるメニュー。みそ汁は伊勢エビのダシがきいていて美味しかったです。
カミノコーヒー (Camino Coffee)
鳥羽駅から名古屋に戻ることもできたのですが、どうしてもここ、カミノコーヒーに行きたかったので、伊勢市駅まで移動して訪れました。
伊勢で一番美味しいコーヒーが飲めます。ドリップコーヒーが美味しくてすぐに飲みほしてしまったので、カフェラテを追加注文してテイクアウト。オススメのコーヒー店です。
帰りも伊勢志摩ライナーで。1泊2日のショートステイでしたが、観光、食べ物、温泉、コーヒーと満足のいく旅でした。