KAY BOJESEN(カイ・ボイスン)
KAY BOJESEN(カイ・ボイスン)は、デンマークのデザイナー。20歳の頃から4年間にわたりGeorg Jensen(ジョージ・ジェンセン)で働いたのち、コペンハーゲンで銀細工師として独立しました。1938年にデザインしたスプーン、フォーク、ナイフのカトラリーセットが1951年のミラノ芸術展で最優秀賞に選ばれたことにより、世界に名を馳せました。
Grand Prixと名付けられたこのカトラリーは、デンマーク王室御用達としても愛用されています。1991年から新潟県燕市の大泉物産に製造を委託し、発売から70年以上経った現在も高い品質と洗練されたシンプルなデザインのカトラリーを生産しています。
KAY BOJESEN(カイ・ボイスン)|高級ステンレスカトラリー「Grand Prix(グランプリ)」レビュー
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安っぽい食器で食べるとせっかく自炊しても味気なく感じてしまうので、外食している気分になれるような気分の上がるカトラリーを探していました。
そこで見つけたのがカイ・ボイスンの「Grand Prix(グランプリ)」。見た目はシンプルですが、高い品質をうかがわせる輝きや表面処理を見て一目惚れしました。
カイ・ボイスンの「Grand Prix(グランプリ)」は全28種類。ギフト用にはカトラリーセットがオススメです。
1商品880円〜3,600円と高価なため、私は楽天の買い回りセール時にメール便で送料無料の「キレイと便利楽天市場店」さんで1種類ずつ買い足して揃えました。
光沢感のある「ミラー仕上げ」と光沢を抑えた「マット加工仕上げ」の2種類があります。私は高級感のあるミラー仕上げで揃えています。
素材は鋼に18%以上のクロムと10%以上のニッケルを添加した18-10ステンレス(ディナーフォークは18-8ステンレス)。ニッケルが含まれることで耐蝕性、耐久性が向上し、輝きも増します。
各カトラリーにはカイ・ボイスンのロゴが刻印されています。凹凸のない、丁寧に表面処理されたステンレスは手に持った時に気持ち良く馴染みます。
ディナーフォーク | メインディッシュ用フォーク。スプーンと同じ全長192mmで大きめ。食材をしっかり刺すことが出来ます。 |
ディナーナイフ | メインディッシュ用ナイフ。とにかくよく切れるので肉料理で大活躍してくれます。 |
ディナースプーン | メインデッシュ用スプーン。最近買い足したので写真がありませんが、一般的なスプーンより掬う部分が大きいです。まるまる口に運ぶのではなく、細い先端から前半分で食べると使いやすいです。 |
スープスプーン | 柄がやや小振りなスプーンです。頭が丸く、スープを食べやすいように片側が少し出っ張っていて重心や口当たりに工夫が施されています。 |
ケーキフォーク | スリムな手のひらサイズのフォーク。果物やケーキを食べるのにちょうどいい大きさです。 |
ラージティースプーン | ティーカップ・ソーサに添えたり、前菜料理等に使う大き目のティースプーン。私はヨーグルトやデザートを食べるときによく使用しています。 |
光沢だけでなく重厚感もあるので、このカトラリーを使うと高級ホテルで食事している気分を味わうことができます。洗って拭き上げるときにピカピカのカトラリーを見るとさらに所有欲を満たしてくれます。どれも良い商品ですが、オススメはディナーナイフ、ケーキフォーク、ラージティースプーンです。
取り扱いやすいステンレス製の高級カトラリーならカイ・ボイスンがオススメ
食洗機OKで取り扱いやすく丈夫なカトラリーです。セット買いすると高価ですが、1本ずつ買い足していけば手を出しやすい価格帯なのも魅力です。高級感を選ぶならミラー加工仕上げ、マットな質感やキズが目立ちにくいものを選ぶならマット加工仕上げを選ぶと良いでしょう。
オススメ度:★★★★★(5.0/5.0) |