白山陶器
白山陶器(はくさんとうき)は、1779年に創業した、長崎県の波佐見町に本社を構える波佐見焼の老舗陶磁器メーカー。「使いやすく、生活の中になじむもの」を原点に、器を使う生活シーンをイメージしながら派手でも平凡でもない、時代に左右されない普遍的な器を生み出しています。
デザイン、成型、絵付、施釉、焼成まで全工程を自社で一貫生産し、確かな技術で完成させた器はグッドデザイン賞やロングライフデザイン賞をはじめとする数多くの賞を授与されています。
【レビュー】白山陶器|普遍的で親しみやすいデザインのご飯茶碗「ベーシック-BASIC WARE-」4寸飯碗
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これまでクラウドファンディングで購入した、割れない・欠けない食器で有名なARASのプラスチック製のお茶碗を使っていましたが、陶磁器の食器が増えてきて、食卓に並べたときの器の素材の違いが気になるようになってしまったので、陶器のお茶碗を購入することにしました。
いろいろ探したところ、私が想い描く飯椀を体現していた白山陶器のベーシックシリーズの飯椀を購入。白と黒の2色がありますが、白マットを選びました。
デザイナーの森正洋さんがデザインし、1970年代から生産している普遍的で親しみやすいベーシックシリーズ。縁が広がった浅めの形が好みです。
飯椀は3.5寸、4寸、4.2寸の3サイズあります。私が選んだ4寸は世代を問わず使いやすいサイズ。小食の方や子供には3.5寸、量を食べる方には4.2寸がオススメです。
外側は優しい雰囲気の白マットに縁錆がアクセントになっています。外側と内側で異なる釉薬を使用しており、内側は白磁に透明釉をかけているため、光沢感やツヤがあります。
重量がとても軽いのもお気に入りポイント。電子レンジと食器洗浄機も使えます。厚みは薄いですが、熱々のご飯をよそってもほんのり熱が伝わる程度で持てなくなることはありません。
底には高台があるので指をかけて持ちやすいです。高台の内側にはブランドロゴがプリントされています。
器自体の高級感も申し分ありません。縁が広いので小盛りにも大盛りにもよそいやすく、ご飯も美味しそうに映えます。
シンプルだけど飽きの来ないデザインと使い心地で、長い間愛され続けている理由が分かる逸品です。価格も手頃なので、日常使いの基本の飯椀としてオススメです。
オススメ度:★★★★★(5.0/5.0) created by Rinker 白山陶器(Hakusan Porcelain) |