ferm LIVING(ファームリビング)
ferm LIVING(ファームリビング)は、Trine Andersen(トゥリーネ・アンデルセン)が2006年にデンマークで設立したインテリアブランド。コペンハーゲンを拠点に、イタリア、リトアニア、インドなど世界中の職人たちと協働で北欧らしいナチュラルでベーシックなデザインの製品を生産しています。
【レビュー】ferm LIVING(ファームリビング)|幾何学模様のカラフルラグ「Kelim Rug – Merge」
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リビングには石目調のフロアシートを貼っているのですが、単調で何となく寂しい感じになっているのと、真冬は足元が寒くなるので、ソファの前に敷くラグを探していました。
いろいろ探した結果、ferm LIVING(ファームリビング)のラグのデザインが気に入り、その中でも「Kelim Rug – Merge」という商品を購入しました。日本の正規代理店では全く同じデザインのラグは取り扱いがなかったため、公式通販サイト(英語)で購入し、個人輸入しました。ちょうどセール対象だったので、送料€70かかりましたが、定価より安く購入できました。
サイズはsmall(80×140cm)、medium(140×200cm)、large(160×250cm)の3種類あります。私が選んだのはmedium。
Kelim(キリム)
Kelim(キリム)は中近東の遊牧民の伝統的な平織り(つづれ織り)の織物です。主にテント生活における敷物として使われるため、絨毯と異なり、薄くて軽く、折り畳んで持ち運びしやすいのが特徴です。
「Kelim Rug – Merge」は通常のキリムをデンマークのデザインで見直したアイテム。素材はウール80%、コットン20%の混紡糸で、職人が手染めしています。伝統的な手織り機を使用し、最も古い織り技術の一つである「Punja(プンジャ)」と呼ばれる織り方でハンドメイドで生産されています。手染めの色合いや織りでハンドメイドらしく個体差が出ます。
手入れはドライクリーニングのみ。
左右には7cm程度のフリンジが付いています。厚みは1cm程度。
9畳の一人暮らしの部屋だとmediumの140×200cmでも十分な大きさ。ソファの前に置くことを想定していたので、fkソファのサイズに合わせて少し大きめで選びました。
ネイビー、ブラウン、オフホワイト、グレーの幾何学模様。抽象的なデザインと美しい色彩の組み合わせが部屋の雰囲気をガラッと変えてくれます。
youtubeに同じラグを使用している方がいらっしゃっいました。イメージはこんな感じ。
部屋が狭くてベッドのせいでソファの真ん中に置けませんでしたが、良い感じになりました。滑るのがきになったら滑り止めを買おうと思います。
毛足がなく、厚みが薄くてざらりとした質感なので、肌触りの良さやフカフカのラグを求める方や、寝転んだりラグの上に座る用途には向かないですが、秋冬の足元を温かくしたり、インテリアとしてのデザインラグ、軽くて持ち運び・収納しやすいラグを探している方にオススメです。
ferm LIVING(ファームリビング)にはお洒落なデザインのラグが色々あるので、ぜひ見てみてください。
オススメ度:★★★★☆(4.0/5.0) |