飯田屋
飯田屋は1912年(大正元年)に創業した料理道具専門店。料理道具の聖地、東京・浅草かっぱ橋道具街に店を構え、8500種類を超える選りすぐりの料理道具がところ狭しと並びます。
6代目社長の飯田結太氏が数々の改革に取り組み、今では「マツコの知らない世界」、「タモリ倶楽部」、「あさイチ」、「カンブリア宮殿」など様々なテレビ番組やメディアで特集されるほどの有名店となりました。
【レビュー】世界で最も軽い力で皮が向ける「飯田屋エバーピーラー」
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世界中の200種類を超えるピーラーを使い比べて「究極の切れ味」を求め、5年の歳月をかけて完成させた完全日本製のピーラー。テレビで紹介されて以来、売り切れが続出している飯田屋の大人気商品。
雑誌の特集を見て気になっていた商品で、東京を訪れたときに浅草の本店まで足を運んで購入しました。右利き用と左利き用の2種類があります。22年6月現在は公式通販サイトの予約販売も完売し、生産が追い付かず入荷待ちとなっています。
21年9月から使い始め、約10カ月が経ちました。柄部は18-8ステンレススチールでできているため耐久性が高く、今でも新品のように高級感のある輝きを放っています。
圧倒的切れ味の刃
市販のピーラーは切れ味が悪いものや、切れ味が良くてもすぐに切れ味が落ちていくものばかり。
飯田屋のエバーピーラーの刃は、「440A」というプロ用の高級包丁にも使われている超硬質ステンレスを採用しており、「撫でるだけ」で薄く皮をむくことができる極上の切れ味です。また、刃が摩耗しづらく、切れ味が驚くほど長持ちします。10カ月経った今でも新品同様の切れ味です。
替え刃式で一生使える
エバーピーラーは替刃式を採用しており、長年使って切れ味が落ちても、刃を取り替えるだけで使い続けることができます。
芽取りも付いており、くり抜きやすいように傾斜がついています。
実際に使ってみた感想
世界で最も軽い力で皮がむけるピーラーといっても過言ではないほど、笑えるくらいスルスルと皮がむけます。今までの安いピーラーであった突っかかりは全くありません。
エバーピーラーの刃の圧倒的な切れ味は、切った野菜の断面が光り輝いているのを見ると明らかです。これは研がれた包丁で切ったときにも起こるもので、野菜の細胞を潰さずに切れた証。切った野菜の舌触りが滑らかになります。
切った野菜を保存する場合も、エバーピーラーで剥いたツルツルの断面の野菜のほうが空気に触れる表面積が少なくなるため、安いピーラーでガタガタに剥いた野菜よりも鮮度が長持ちします。
公式動画を見て頂ければその切れ味が分かるかと思います。
エバーピーラーが剥けるのは根菜類だけではありません。チーズのスライス、トマトやキウイの皮むきもお手の物。また、キャベツを撫でればお店で出てくる「ふわふわ」な食感のキャベツの千切りを作ることも可能です。
岐阜県関市でつくられるMade in Japan品質
エバーピーラーは、金型から成形まで完全日本製にこだわり、岐阜県関市のサンクラフト社で1本1本手づくりで生産されています。
エバーピーラーの保管方法
柄は磁石にくっつかないですが、刃がピタッとくっついてくれます。中の刃で切るので、この部分が地面や磁石に当たらないように右利き用は写真のような向きで保管します。表裏を逆にしないように注意。それ以外は特に気を付けることはなく、使ったら優しく洗って水分を拭き取るだけです。
ピーラーを買うならこれ一択!一生モノの料理道具
今ある調理道具の中で一番買って良かったと思える一生モノのピーラーです。明らかに他のピーラーよりも切れ味や耐久性に秀でています。定価3,300円、替え刃は990円と一見お高めですが、5000円でも全然安いと思えるようなクオリティです。ぜひ圧倒的切れ味を試してみてください。
オススメ度:★★★★★(5.0/5.0) |